OCORA/RADIO FRANCEの名作から、アフリカ南東部の内陸国ブルンジで1967年にフィールド録音された貴重な録音が再発となりました。特に有名なのはDEEP FORESTほかによってサンプリングされた「一人の少女の歓迎の歌」。首都ブジュンブラの近郊の村で録音されました。高い声と低い声を交互に出す独特の歌い方はピグミーのあいだでよく見られます。そして、低音を出す漕形のツィター「イナンガ」の弾き語りも、囁くような歌い口が実に独特です。もうブルースを超えていますね、世界一デモーニッシュな歌い口と言っていいでしょう。基本このイナンガ弾き語りはプレイズ・ソングだったとされていますが、当店的にはあえて悪霊退散、鬼瓦的もしくは護符的トラックとしてご推奨させていただきます(って?)。ほか、お約束のブルンディ・ドラムや珍しくも彼の地の親指ピアノ演奏も収録された多彩なCDです!
キラキラキラ…