CEYLAN ERTEM / AMANSIZ GUCENIK

amansiz-gucenik1980年生まれ、ローティーンの頃からコーラス隊で歌い始め、ハイティーンの頃には鍵盤とギターを修得、イスタンブール出た後、音楽学校からデザイン学校を経て、紅一点の4人組ターキッシュロック・グループ “アニマ” に参加し06/11年と2枚のアルバムを残し、傍ら2010年にソロ・デビュー、並行して仏オルタナティヴ系ロックバンドに参加するなどしながら、これが3作目のソロ・アルバム(14年作)。基本、ダウナーでちょっとラフ、しかも耽美的なムードも持ち合わせたオルタナ・ロック・アルバムですが、トルコっぽい旋律をたどる歌い口に癖のあるヴィブラートをかけ、独特の情感、というか情念を感じさせるところ、魅力でしょうか。