ANAIS / HELLNO KITTY

anais2014不思議の国のアリスのT シャツを着てセックスショップの前に立つ。不思議な国へようこそと案内するアナイス… (わかった?)… でピンク色の腰巻きでタイトルが「ヘルノ・キティー」と来ますね。これだけでもいろんなショートストーリーが浮かんできます。うぶな新人でもただものでもありません。アナイスは2006 年と2008 年にヴィクトワール賞最優秀女性歌手にノミネートされたこともあるメジャーアーチストでした。そのステージはCHEAP SHOW と呼ばれ、その変幻自在なヴォーカルといろんなフォーク楽器と機械をひとりで操って、セリーヌ・ディオンやカルラ・ブルーニなどのきつ〜いパロディーを織り交ぜながら、世相批評系のフォークを展開してました。冗談がきつすぎたのでしょう、メジャーから見放されてインディーでその「わが道」を通し続け、晴れてニューアルバム(5枚目)です。第1曲めからメラニーとジョニ・ミッチェルへのオマージュ/パロディーで “WHAT WOULD WE HAVE DONE WITHOUT JONI MITCHELL”と来ます。大企業人事課を強烈に皮肉る”DRH”(↑のYOUTUBE)、スラム/ポエトリー・リーディング版のWe are the world のような”SLAM COLLECTIF”、男に待ちぼうけを喰わされながら「一時間なんて何でもないけど、長い」と苦しい強がりの歌”J’ATTEND MON JOE”,子供とご婦人と老人の「ちいさなオモラシ」を考察する”UNE PETITE FUITE”、など。ドメスティックにすぎる内容と思われかもしれませんが、この諧謔センスは言葉を超えるものがありましょうぞ。日本でちょっと話題らしいギエドレさんと比べてみるのもまたご一興でしょう。(サプライヤーインフォより)

1. WHAT WOULD WE HAVE DONE WITHOUT JONI MITCHELL / 2. DRH (radio edit) / 3. SLAM COLLECTIF (LE BIEN LE MAL C’EST DEPASSE) / 4.J’ATTEND MON JOE (UNE HEURE C’EST RIEN MAIS C’EST BEAUCOUP) / 5. UNE PETITE FUITE / 6. L’AUTOMNE / 7.OUBLIE-MOI / 8. C’EST QUAND / 9. BONUS : DRH (acoustic version) / 10. BONUS : SLAM COLLECTIF (R-Ash Remix)

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