大工哲弘 / 揚 (agi) -八重山百哥撰


koku3_0184_72デビュー四十五年を迎え、さらなる昂揚感を持って歌い上げる八重山百哥撰第四弾。八重山島唄の第一人者、大工哲弘。 六十代の正真なる記録がここにある。 歌は歳と共に 大工哲弘 〜
高校を卒業して山里勇吉師匠から八重山(やいま)の歌を本格的に勉強するようになって若干20歳の時、師匠に奨められ「川良山節」「マルマブンサン」をマルフクレコードからレコードデビュー。遮ニ無ニ歌って45年という月日が流れ気付けば60の半ば。いわゆる後期高齢者予備軍の年代に達してしまった。
レコード盤、カセットテープ、CDと記録媒体は変遷しながらも20代、30代、40代、50代と八重山の記録をしてきたが、今回の「揚」は60往代N歌を残しておきたかったコンセプトアルバム・八重山百哥撰の来歴でもある。
若い頃はたしかに「D」のニ揚で声量に任せて咆哮していた時期もあった。しかし今は若い頃出せなかった矜持もある。でもまだまだ歌道半ば、甚深なる八重山の歌はこの歳になって漸く妙味が判るようになってきた。本当の八重山歌の風合や情味はこれからだと思っている。至宝なる歌を残した先達に敬意を表し昂揚感をもちながら「揚」特集の大願を成就させていただいた。
収録曲には八重山の三大情歌と言われる「とぅばらーま」「与那国ションカネー」「小浜節」をはじめ、今回はじめてニ揚節としてカバーした「鷲ぬ鳥付し」などベストセレクト16曲。伴奏者も故郷石垣島で活動されている森田佐知夫(太鼓)、仲里栄芳(横笛)のサポート、また解説の新垣重雄アルバムに快く参加承諾してくれたことは嬉しい限りである。妻・苗子のお囃子(返し)と琴のサポートも心強い。
初めてふるさとの親しい音楽仲間達と記念する11年ぶりの八重山百哥撰アルバム「揚」は幸せな記録の1枚です。きっと隔意なき八重山島唄ファンにも楽しんでいただけるものと信じております。
《収録曲》
1.安里屋節
2.小浜節
3.仲筋ぬヌベーマ
4.とーがにすーざ
5.鷲ぬ鳥節(二揚)
6.夜雨節
7.黒島節
8.大浦越路節
9.まるまぶんさん
10.殿様節
11.崎山節
12.古見ぬ浦節
13.夏花
14.与那国ションカネー
15.月ぬ真昼間
16.とぅばらーま

唄・三線:大工哲弘
箏・囃子:大工苗子
太鼓:森田佐知夫
笛:仲里栄芳

〜以上、メーカーインフォより

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