BIRSEN TEZER / IKINCI CIHAN


birsen-tezer2013birsen2-13セゼン・アクスに曲提供することでも知られるロック出身のギタリストにて作曲家、ビュレント・オルタチギル(1950年生まれ)とともに1990年代にグループを結成、後年ビュレントとのデュエットでも幾つかのアルバムをリリース、いわゆるWestern Influencedなトルコ的音楽活動を続けてきた女性SSWビルセン・テゼールのソロ2作目(年齢不詳ながら40代後半?)。デビュー作は2009年にカラン・レーベルからリリースされましたが、この2013年末のセカンド・アルバムは、カランと性格が似つつも、ややもってライト、というかPOPさもトラッドさも持ち合わせた良質作品を制作することで知られるADAレーベルからのリリースとなりました。
なんだかエバーハルト・ウェーバーっぽいベース奏法、パット・メセニーみたいなトーンのエレキギターも時折り聞こえ、ちょっとユーロJAZZっぽいテイストも漂わせるフォーキーかつシンプルなギターバンドにおいて、実に淡々とした薄口メリスマティックな歌声を聞かせるビルセン・テゼールです。が、聞いているうちにジワジワとトルコ風味を湛えたメランコリーを醸し出す歌声でもあり、加えて希に見る大人の女、声質はやや違うかも知れませんが、う〜ん、少しばかり枯れた時期のマリアンヌ・フェイスフルなんか思い出してしまいました…(違うか)。期待と幻滅、諦めと忘却の後に現れるアダルトってやつでしょうか(意味無し)?イイ感じの大人の女性SSWだと思いますよ。日本にはいませんな、こういう歌い手(いるのかな?知らないけど)。

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