THE IDAN RAICHEL PROJECT / QUARTER TO SIX

idan2013毎度、無断リンクすみません! >こちらで詳しく紹介されてから早2ヶ月、なんでもイスラエルで馬鹿売れだそうで、再プレスを繰り返しているそうです。で、当店のことですから?後回しにされたのか、やっと入荷して来たイスラエル盤!これで早くも6作目となる4年ぶりのイダン・レイチェル・プロジェクト名義・新録2013年作です。
キーボード奏者/コンポーザー/アレンジャー/プロデューサーとして、万華鏡のように変わる曲調を演出しながらも、その、イスラエルならでのは地中海風味を感じさせる独特にメランコリックな哀愁メロディー・メイカーぶりが、やっぱりこの人の魅力じゃないかと思いますが、その意味ではこれまでの諸作のうちでも、この13年作は一つの到達点と言っていいでしょう。フォーキーなヘブライ語弾き語り、独語ゴスペル、マンデ系ブルース、ポルトガル語女声ファド、アラビア語ベルベル系ロック、スペイン語フォーキー・バラード等々〜目まぐるしく変化する曲想を繋いでいるものは、やはりイダンらしい旋律であり、彼の鍵盤演奏だったりするわけです。加えて、自らの音楽性に引き寄せ、世界中から招くゲストの人選ぶりも、これまで通り実に冴えています。2010年共作の相方、マリのヴィユー・ファルカ・トゥーレはじめ、ドイツのカウンター・テナー歌手アンドレアス・スコール、ファドの若手女性歌手アナ・モウラ、コロンビア女性SSWマルタ・ゴメス等々〜ランダムであるように見えて、よくよく考えてみると、どこか繋がりがるようにも思えて来るから不思議です!?