ROMULO VARILLAS


romulo-varillasペルーのクリオージョ系名門ギター&ヴォーカル・トリオ=ロス・エンバハドーレス・クリオージョスで40年代から初代リード・ヴォーカルをつとめ、ピラータ(海賊)と渾名され親しまれたロームロ・バリジャス(1922~98)のソロをフィーチュアーした旧録複刻集です。多くは50~60年代頃の録音と思われますが、いかにもペルーらしいバルス(ワルツ)やボレーロがメランコリックな表情を湛えて並びます。とにかくそのいかつい容貌とマッチしているのかしていないのか、ハギレ良いギター・デュオに乗せて、少しばかり枯れながらも、よく通る高域の泣き節が素晴らしく、黒人系名歌手サンボ・カベーロとはまた一つ違うペルー・クリオージョならではの哀愁を聞かせてくれるわけです。このディープ紙一重のペルー歌謡の泣き節、その湿り気、…演歌ですな、やっぱり。

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