日本でも大変ファンの多いケルト音楽はアイルランドなどブリテン諸島を中心に息づく伝統音楽で、近隣のヨーロッパ音楽とは異なる独自性が感じられるのがその特徴。60年代前半に巻きおこったリヴァイヴァル運動から近年のケルティック・ウーマンのブームまで、常にワールド・ミュージックを代表するジャンルとして親しまれて来ました。本作はそんなケルト音楽を、その前身であるフォークウェイズ・レコード時代から注目し録音を残してきたスミソニアン・フォークウェイズが制作した歴史的編集盤〜フィドルやノーザンブリアン・スモールパイプ(バグパイプ)の独奏から、伝統色の濃厚なトラッド・ソングの独唱までが、ケヴィン・バーク、シャーリー・コリンズ、イワン・マッコール、サラ・メイケムなどの歴史的名演名唱で楽しめます。現在に至るケルト音楽の源流を辿ることができる価値ある1枚!
1. ラヴ・アット・ジ・エンディングズ~ジョン・マクグラス・リール/ケヴィン・バーク
2. 放浪して/サラ・メイケム
3. ボーダー・スピリット/ビリー・ピッグ
4. それは早春だった/マーガレット・ディーレン
5. デイル・アモング・ザ・テイラーズ/ボブ・ホブカーク
6. ザ・ロックス・オヴ・ボーン/ジョー・ヒーニー
7. ウィスキー・アイランド・ポルカ/パット・オ・マレイ&フランク・キーティング
8. “アイルランドの遊び歌”/ソルハ・ニー・グエリム
9. 山を越えて/ウィリー・クランシー
10. 道を外れた子供~朝のヒバリ/マイケル・ゴーマン&マーガレット・バリー
11. ザ・クィーン・オヴ・メイ/シャーリー・コリンズ
12. 美しきバラの房/パトリック・クランシー
13. ザ・ゴールウェイ・ランブラー/トム・バーン
14. 山道/デニス・マーフィー
15. 茂みといばら/イスラ・キャメロン
16. ティフティーズ・アニー/ルーシー・スチュワート
17. 真珠のウェディング~ナンシー・テイラーズ・リール/ウィリー・テイラー
18. デリー・ホーンパイプ/ジョー・シャノン&ジョン・マクグレーヴィー
19. 穴のあいたブーツで/ルイス・キーレン
20. 若い水夫は男盛りで殺された/ハリー・コックス
21. ボニー・ケイト~ジェニーの鶏たち/ジーン・カリニャン
22. グランロギー/イワン・マッコール
23. マーティン・ワインズ・ナンバーズ 1、2、3&4/ブライアン・コンウェイ、パット・マンガン、フェリックス・ドーラン