梅津和時×グラント・カルヴィン・ウェストン / Face Off

日本ジャズ界を代表するサックス奏者・梅津和時と オーネット・コールマン「プライム・タイム」のドラマー、グラント・カルヴィン・ウェストンによる フリー・インプロヴィゼーション・デュオ!

梅津和時が最も敬愛しているサックス奏者、オーネット・コールマンと17歳の時からプライム・タイムで行動を共にしていたグラント・カルヴィン・ウェストン。
その彼との出会いから始まったフリー・インプロヴィゼーション・デュオは、全ての曲が録り直し無しの1テイクでのスリリングなレコーディング。 フリーとは言いながら、それぞれの曲にはファンクの血が濃く流れている。二人の愛するオーネットの曲のモチーフがちりばめられた最後の1曲「ロンリーウーマン」も必聴。

■収録曲:
1. The Plug Hat  老いぼれ馬 できそこない
2. The Bubbler  方言をいう人 お喋りや
3. Harmless Lovers  無害な恋人たち
4. Last lust  最後の熱望(色欲)
5. The Pedal Pusher ペダルを踏む人
6. The Dodger ひらりと身をかわす人
7. Zymologist  発酵学者
8. Lonely Woman ( Ornette Coleman )

■演奏:
梅津和時 As, Ss ,Bcl
Grant Calvin Weston Drums

■梅津和時(音楽家/サックス、クラリネット奏者)
日本フリージャズの草分けとして70年代からプロ活動を開始する。 過去の主なリーダーバンドに生活向上委員会大管弦楽団、ドクトル梅津バンド(D.U.B.)、DIVA、シャクシャイン、ベツニ・ナンモ・クレズマーなど。 80年代初期からRCサクセション、DANGER、またNice Middle with New Blue day Horns で2009年まで清志郎と活動を共にする。 現在はKIKI BAND、こまっちゃクレズマ等を率いながら、並行して様々なアーティストのサポート、さらに異ジャンルとのコラボなど、 年間200本近い驚異的なライブ本数をこなしながら国内外で活躍中。

■Grant Calvin Weston(グラント・カルヴィン・ウェストン)
1959年 フィラデルフィア生まれ 17歳でオーネット・コールマンのバンドに参加、Prime Timeで4枚のレコードを出している。 ジェームス・ブラッド・ウルマー、ラウンジ・リザース、マーク・リボ、メデスキー・マーチン&ウッド、デレク・ベイリー、ジョン・ゾーン等と共演。 彼の最新リーダーアルバムは、バーノン・リード、ジャマルディン・タクーマを配したフリーファンクの「Urban Mythology Volume 1」と、ジャンーポール・ブレイリーとの「GYPSYS RELOADED」であり、2016年にはジョン・ゾーンの「Bagatells」に参加している。又、自身の最新の活動としてはマハビシュヌ・オーケストラのトリビュートを彼のバンドTreasures of the Spirit で行っている。

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