なかなかの男前ですね、1960年代タイで活躍したルークトゥン歌手であり、映画俳優、タレントでもあったそう。同世代のワイポットにコブシをこねくりまわさず、やや垢抜けた歌い口ですが、決してスムーズということではなく、土臭さは充分に感じさせます。三橋美智也と春日八郎に喩えるとわかりやすいかも(って、真に受けないでくださいね、あくまでもムード)。切々とした田園調バラードにイイ味を出してます。なお、VOL.1 には、「リンゴ追分」カヴァーも収録!この歌、ホントーンも歌ってましたが、こっちの方が先?が、VOL.2の方が正調ルークトゥンという感じです。