まだあったんですねえ、久々の再入荷!伝説的なタイ歌謡男性歌手、阿片中毒で亡くなってしまうという豪快ハズレもの人生を送ったカムロン・サブンナーノンの50~60年代録音中心の初期作品集と思われます!が、冒頭のヨーデル・ルークトゥンからして、陽気なノスタルジーに溢れたカントリー&ウェスタン調 、まったくそれっぽい暗さはありません!ほか、鶏声一発、洒落なスウィング調、ジャズソング調、軽快な演歌系ルークトゥンや伝統的なムードのバラード、ブギウギ調の曲など、田園調と都会ムードが交錯するタイ・ポピュラー音楽の基本的フォーマットがここにあるんじゃないかと、そう思います。銃で狙撃されて亡くなったというスラポン・ソンバッチャルンとともに、初期ルークトゥン歌謡の重要人物、でしょうね、やっぱり。