V.A. / SOMETHING IS WRONG, VINTAGE RECORDINGS FROM EAST AFRICA

something-is-wrong2cdすごい録音がまだまだあるものですねえ…、1930年代半ばから50年代にかけての英国HMVレーベルによるウガンダ、ケニアへの出張録音の成果=約400枚分のSPレコードから選りすぐられたという35曲収録の2CDです!故フクウェ・ザウォーセの先輩にあたりそうな?名人芸と言うべき一弦フィドルやハープの弾き語りから、キクユ人を中心に伝播流行したカフェ・ミュージック?~アコーディオン&アフリカン・ギターによる初期ポップ・スタイル、あるいは見事なアラブ系の歌い口を聞かせる初期ターラブから、西アフリカにも劣らないハイライフ系ビッグバンドのダンス・ミュージックまで~多彩で新鮮な音にそこここで出くわしてしまう驚きの2CDです~これはお見逃しなく!

UKの個性派レーベル、オネスト・ジョンズから東アフリカ音楽の貴重な音源を集めた2枚組が登場した。本作は1938年から57年にかけてケニアとウガンダで録音されたHMV(ヒズ・マスターズ・ヴォイス)音源から、ンディンギディやリトゥングと呼ばれる伝統弦楽器と歌を交えた旅芸人たちの音楽のほか、パーカッション主体のアンサンブル、アコーディオンやギターを用いて歌われたポピュラー・ソング、さらにはアラブやインドとの繋がりも感じさせる混血音楽ターラブまで、実に多彩な音楽を網羅している。またそれらの音楽について詳細に記した英文解説に完全翻訳を添えてご提供。これまで断片的にしか知られてこなかった東アフリカ音楽の原初期の姿を知れる貴重なアルバムだ。 (メーカーインフォより)