JUANITO MAKANDE / FOLCLORE SINTETICO

大人気SSWの最新作!  1982年生まれのスペイン人音楽家:フアニート・マカンデー。2006年にデビューして以降、伝統的なフラメンコにジャズやファンクの要素を融合させたポップ・サウンドを特徴とする革新派フラメンコSSW/パーカッショニスト/プロデューサーとして知られてきました。前作『LA ・ライース・デル・ビエント〜風のルーツ』では、シンプルなバンド編成に …

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ISAAC SASSON / CANCIONES DE ISAAC

バルセロナに住まうベネズエラ人自作自演歌手にして、バンドーラやチャランゴ、クァトロやヴァイオリンに加え、様々な打楽器や口琴、木管&金管楽器を操るマルチ・インストゥルメンタリスト、イサーク・サッソンの英国オリンド・レーベル制作 / カラカス〜バルセロナ録音のソロ・アルバムです。 いわば、手作り音響派アーティストとでも言えるでしょうか? 夜のしじま、コオロギの声 …

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HABIB KOITE / KHARIFA

30年近くもの間、マリを拠点に世界的な音楽活動を続けて来たアビブ・コワテ&バマダ。そのリーダー、アビブ・コワテが初の単独名義ソロ・アルバムを発表したのが2014年、その4年後となるセカンド・ソロが2018年の本作ですね。今のところ最近作となりますが、リリースから4年後の遅かりし初入荷となりました(リリースされたのは知ってはいたんですが、発売当時、なかなか入荷 …

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PAULO MATOMINA / NÃO PARA

2005年に音楽活動を開始、日々、ルアンダの様々な場所で歌っているそうです。2012年には、アンゴラはラジオ・ルアンダの年間最優秀アーティストとなり、翌13年、ブラジルでファースト・アルバム(本作)をリリースしたパウロ・マトミア、ギターを弾き語り、自作曲を歌い綴ります。なるほど、mpbと見紛う曲もあり、ヨラ・セメードとキゾンバっぽい曲でデュオを取っています。 …

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NIKOS PORTOKALOGLOU / DIPSA

1954年生まれ〜1982年ロック・バンド、FATME でデビューのギリシャ、ヴェテラン男性ロッカー / SSW(89年からソロ活動開始 /ハリス・アレクシウやエレーニ・ツァリゴプールに曲提供常連、ということで、ギリシャ歌謡界にも影響力をお持ちますが、ニコス・ポルトカーログルの2003年の9作目、こういう癖のあるSSWが、広く一般に迎えられるのも、その濃いギ …

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MON LAFERTE / 1940 CARMEN

チリ出身女性歌手ながら、メキシコを拠点に活躍。ナタリア・ラフォルカデからの影響を自ら認めているようですが、確かにこの2021年作、ソングライティングから歌い口まで、これまでになくナタリア嬢路線に沿ったアルバムでしょうね…。同じく2021年5月の作>こちら “SEIS” は、その道のスター男声&人気クンビア楽団も迎え、マリア …

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MON LAFERTE / SEIS

モン・ラフェルテ2021年5月の作、再入荷しています。チリ人ですけど、マリアッチ、ランチェーラ、バンダ・スタイル&クンビア・メヒカーナに特化した内容…。時にグッとコブシをこめ情念ほとばしる熱唱を聞かせ、時に柔らかなロリ声をしんみりと聞かせる、この人らしい自在な喉使いの2面性を強調した作とも聞こえます。そんな歌い口の振り幅において、過去、メキシコ歌 …

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LABESS / YEMMA

アルジェリア出身のナジム・ビズル、21年秋の新作です。91年に亡くなってしまった寡作のシャアビ歌手、カビール系のカメル・メサウディに影響を受け、ハイティーンの頃からギターを抱え歌うことを始めたそうです。が、ちょうどその頃、アルジェリアでは内戦が始まってしまったため(ブラック・ディケイド)、世情の不安と混乱を避け、ナジム・ビズルとその母、兄弟達とともにカナダは …

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AHUVA OZERI ‎/ TSILTSULEI PA’AMONIM

アフヴァ・オゼリ(1948-2016) の1999年作です。イスラエルはテルアビブ生まれの自作自演歌手、40年間歌い続け20枚のアルバムを残し、亡くなりました(05年に癌で声帯を失うも、特製金具を喉に押し当てて歌った曲もあるそうですが、最後期のアルバムは自作曲を他の歌手に任せ録音)。イエメンのユダヤ人一家の出自であり、インドはパンジャブ地方の弦楽器、ブルブル …

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大谷氏 / 微糖

鬼才、大谷氏11枚目のアルバムは、大谷流ブルース・ロックと幻想的な楽曲たちが、絶妙にブレンドされた深いコクと味わいの一枚。甘さ控えめ(当社比)〜以上、CD帯より転載 1.俺にブルースは似合わない2.覆面パトカー3.オリオンブルース4.獣のように5.ふくろうの森6.ブギの子供達7.落下傘8.地引網ブルース9.傷痍軍人の歌10.夜の海あなたと泳ぐ11.Nothi …

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LOLI MOLINA / LO AXZUL SOBLRE MI

アルゼンチン、08年デビュー、SSW、ロリ・モリーナ2020年の4作目、ジャズに接近したセカンド、オルタナティヴなロック・テイストに傾いた3作目を経て、フォーキーかつプライヴェートな感覚のデビュー作に回帰した風、の4作目となります。シンプルですね、 1.Fantasma2.Sangre / Lucidez3.Lo azul sobre mi4.Un mome …

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GUILLEM ROMA / KIRIBATI

スペイン、カタルーニャのSSWギレム・ローマの4作目。タイトル通り、“キリバス” のオアシスやカリブの熱帯雨林を連想させるような、メロウでトロピカルな遊覧ムードを演出。が、環境破壊に対しに言及〜警告を促すようなナンバーもあったり、オプティミスティックな空気感を醸しつつも、一応その辺は抑えています。気配りあり?

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ANDRE HENRIQUES ‎/ CAJARANA

  アンドレ・エンリッキス、ポルトガル、1979年生まれのギタリスト、03年に結成されたリンダ・マルチーニ・バンド(フロント女性バンド)のギタリストとして活動をして来たようですが、これが自己名としては、デビュー作になるようです。基本ロックですが、ポルトガルならではの和声、リズム感、哀愁味が効いていて、ちょっと面白いので、初入荷ということに…。 &n …

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