ROBERTO MENDES / CIDADE E RIO

バイーア生まれのサンバ歌手ロベルト・メンデスの新作です。自作曲を中心に、カエターノ作品など、包容力を感じさせる暖かな歌声で綴ります。パッチワーク風のジャケそのままに、アコースティックな手作りバックもOKですね。

続きを読む>

WILSON DAS NEVES / BRASAO DE ORFEU

リオのヴェテラン名ドラマー、久々のソロ名義新作アルバムが登場しました!パウロ・セザル・ピニェイロやネイ・ロペスらの作詞した新作に、ネーヴィス自ら作曲~自演自唱するサンバ・アルバム!なかなかコクがありますね~ドラム弾き語り!

続きを読む>

CASUARINA / S/T

リオから登場した注目の若手サンバ5人組!デビュー作です。ギター&カヴァキーニョ、パンデイロ、フルートのアンサンブル、ソロの歌い手が楽器も兼ねて2人、そして全員でとるコーラスと、どこを取っても達者なものです。マンゲイラやポルテーラゆかりのレパートリーを、フレッシュなアレンジで聞かせてくれます。ゲストはテラーザ・クリスチーナ、彼女参加の曲は、なんとノヴォス・バイ …

続きを読む>

DORINA / SAMBA DE FE

デビュー直後にサンバ系ディスク大賞を取ったこともある女性歌手ドリーナ~通算7枚めのアルバムは、気合が入った内容と、現地で評判です。伴奏はマリーザ・モンチと一緒に来日したマウロ・ジニースで、人気の作曲家達~アルリンド・クルースやルイス・カルロス・ダ・ヴィーラ、カンデイアらの作品をエネルギッシュに楽しませてくれます。

続きを読む>

GUILHERME LACERDA, JOAO MARCONDES / NOSSO SAMBA VAI ALEM

サンパウロ郊外のコミュニティーで地域密着型のサンバを演じるギリェルミ・ラセルダの新作~パートナーは、同じくサンパウロのインディー・シーンで作曲家&ギタリストとして頭角をあらわす若手、ジョアン・マルコンデス~ともにまだ20代だということですが、サンバ・エンレードからサンバ・ジ・ブレッキ、さらに古風なマシーシまで、幅広いスタイルのサンバを楽しませてくれるユニーク …

続きを読む>

JOAO BORBA / CANTA JORGE COSTA , AO VIVO

サンパウロ・サンバ往年の作曲家、ジョルジ・コスタのナンバーを、こちらもヴェテランのサンビスタ、ジョアン・ボルバがカバーするという趣旨のライブ盤。プロデューサーはエドゥアルド・グジン!ラジオ歌謡全盛期のヒットに端を発する、ジョルジ・コスタのノスタルジックなサンバを、渋い歌声で歌い綴っています。  

続きを読む>

CLAUDIO JORGE / AMIGO DA FE

若き日にカルトーラとも共演したことがあるサンバの才人にして、元バタコトのリーダーだった歌手/作曲家/ギタリスト=クラウディオ・ジョルジが久々の新作をリリースしてくれました!この6年間に書きためたオリジナルを、シンプルかつ多彩なアレンジで聞かせます。通好みの一作ですね。

続きを読む>

MAURICIO PESSOA / S/T

ロベルタ・サーをプロデュースしたロベルト・カンペーロが発掘/新人サンバ系男性歌手の登場です!レトロなムードのジャケそのまま、今の録音なのか70年代初め?の録音なのか、わからないような作りですが、でも、よくよく聴くと…、70年代っぽいですね、やっぱり!いいじゃないですか、なかなか。ちょっとブッキラボーな歌い口も、ストリングスやアコーディオン、あるい …

続きを読む>

DUDU NOBRE / SAMBA AQUI JA ESQUENTOU

ここじゃサンバはもう熱くなったぜ!~そんなタイトルの2011年新作はサンバ界の貴公子ドゥドゥ・ノブレの新作です。もちろんスタジオ作品。カーニヴァルを多分に意識した新曲にまじって、カルトーラ作品も取りあげて大人っぽさも楽しませてくれています。サンバ好きにはオススメ!

続きを読む>

SAMBA DE FATO E CRISTINA BUARQUE / O SAMBA INFORMAL DE MAURO DUARTE (2CD)

男性陣の新鮮な歌い口にベテラン=クリスチーナのコクが出てきた声、そしていかにもサンバらしいハーモニー、ハギレのイイ演奏、~録音の良さも相俟って小編成サンバとしては久々の強力盤じゃないかと思います。作曲家・故マウロ・ドゥアルチの作品を綴った2枚組、スペシャルな30曲です。

続きを読む>

V.A. / THE ROUGH GUIDE TO PSYCHEDELIC SAMBA

サイケデリック・シリーズ最新作は最高にグルーヴィなサンバ・ロック集! 7月19日発売予定の『サイケデリック・クンビア』(サンビーニャ・インポート WNSI-185)に続き、早くも『サイケデリック』シリーズの新作が登場です。今回は『サイケデリック・サンバ』と銘打ち、15曲をセレクト。ヴィトル・ラミルの楽曲にフィーチャリングされたネイ・マトグロッソや、マルコス・ …

続きを読む>

DELCIO CARVALHO / PROFISSAO COMPOSITOR

指折りの実力派現役サンビスタ=デルシオ・カルヴァーリョの新作、ロジェリオ・ソウザ、ジョルジ・エルデル、ウィルソン・ダス・ネヴィス、ロナウド・ド・バンドリンという腕達者に加え、日本人フルート奏者、熊本尚美も参加しているそうです。温もりのあるサンバ・アンサンブルが楽しめます!

続きを読む>

NELSON SARGENTO / FLORES EM VIDA

    マンゲイラの重鎮ネルソン・サルジェントがひさしぶりのソロアルバムを発表してくれた。カルトラを師と仰ぎ、その音楽性の粋を今につたえる古老。彼が七十八歳迎える二千二年につくりだしたこのアルバムは、 なんとほとんどは新曲という意欲作だった。名匠ジョアン・ジ・アキーノによる華麗なサウンドをバックに、深く心に刻まれたしっとり味のまンゲイラ節 …

続きを読む>

MARILIA BATISTA / HISTORIA MUSICAL DE NOEL ROSA VOL.1 E 2

1930年代のサンバ黄金期を駆け抜けた天才作曲家ノエール・ローザ。数多くの名作を残して26歳の若さで世を去ったノエールの遺作の数々は今も多くの歌手たちによって歌い継がれている。この2枚組アルバムは、当時ノエールともデュエット録音を残した女性歌手マリーリア・バチスタが歌ったノエール作品集。センキュー163年に録音されたコレクターズアイテムの復刻だ。ノエル作品を …

続きを読む>

MOACYR LUZ / NA GALERIA

現代サンバの重要人物モアシール・ルスがまたまたユニークな作品を発表してくれた。サンバ史の先輩たちの尊敬の念を込めてかつての名曲じっくりとうたった1枚。ピシンギイーニャ、ドンガ、カルトーラ、カンディア、さらにノエール・ローザなど、歴史を飾る名作曲家たちの隠れた名曲を掘り起こし、シンプルながら素晴らしい伴奏に乗せて聴かせてくれる。サンバを心から愛する男が無骨に書 …

続きを読む>

OLIVIA HIME / CANTA CHIQUINHA GONZAGA

初期のブラジル音楽を代表する女流作曲家シキーニャ・ゴンザーガ。その生態150周年を記念して作られたのが女性歌手オリヴィア・ハイムのこのアルバムだ。シキーニャが残した名曲の数々に、パウロ・セザル・ピニェイロら、現代を代表する作詞家たちが新しい歌詞をつけ、オリビアが清涼感あふれる歌声で楽しませてくれる。前世紀後半、ブラジル音楽がまさにスタート企業としていた時代が …

続きを読む>

MOACYR LUZ / VIOLAO & VOZ

近年は古老サンビスタのプロデュースでも活躍する~ギタリスト&歌手/作曲家のモアシール・ルスが、これまた渋いアルバムをリリースしてくれました。全編ギター弾き語りのみのサンバ・アルバムです。ネルソン・カヴァキーニョ、ノエール・ローザらの曲を中心に、サンバのエッセンスを教えてくれます。

続きを読む>