HAFIZ BURHAN / UNUTULMAZ SES UNUTULMAZ İSIM

“マジック・ヴォイス” ハーフィズ・ブルハン(イスタンブール生まれ、1897-1943)、若き日には、イスラム教のモスクからの礼拝へのいざない、アザーンの唱い手であるムアッジンをつとめていたとのこと。主にオスマン古典声楽 の中でも “ガゼル” の歌い手として活躍し、 1925-26年にはトルコ・コロンビア社に約100曲を吹き込むほどの人気だったそう。片や作曲 …

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HANDAN KARA / ÖLSEM DE BIR KALSAM DA BIR

ハンダン・カラ (1939-2017) 、イスタンブール生まれ、ラジオ局専属の歌手としてキャリアをスタート、シングル・デビューは1967年、70年代に入り映画界に招かれ、女優としても活躍したサナート系の大衆歌謡シンガーです。本LPは、1970年代前半の彼女のシングル録音からコンパイルされたLPで、多くは、コレまでオリジナル・シングルでしか聞けなかった12曲が …

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BALIGH HAMDI / INSTRUMENTAL MODAL POP OF 1970S EGYPT

★バリグ・ハムディ/70年代エジプトのインストゥルメンタル・モーダル・ポップ あのJAY-Zもサンプリング! 1960〜70年代アラビック・ポップ黄金期を築き上げた伝説の作曲家のインスト・ナンバーをコンパイル!  1960年代から70年代にかけ、ウム・クルスームなどをはじめとするアラブ系の人気歌手たちに数多くのヒット・ソングを提供したエジプトの作曲家バリグ・ …

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Giorgos Batis, Markos Vamvakaris, Stratos Pagioumtzis, Anestis Delias / TETRAS I XAKOUSTI TOU PEIRAIOS, Ichografiseis Rebetikon Tou ’30

歌うことが大好きだったというストラトス・パユムヅィスが、ある時、当時、既にピレウスで評判を呼んでいたブズーキ奏者にして作曲家、マルコス・ヴァンヴァカリスを訪ね意気投合、以降、歌手として共演するようになり、そうこうするうちにヴァンヴァカリス周辺の、ピレウスの音楽家であった2人、ヨルゴス・バティス、アネステス・デリアスとともに、レベティカ史上名高いカフェ・バンド …

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TAN SRI P. RAMLEE / ABADI DALAM SANJUNGAN

マレイシア音楽の父、P・ラムリーの輝かしい軌跡  マレイシアのエンタテインメント・シーンに1940年代より登場し、50〜60年代にはシンガポール〜マレイシア最大のスターとなった〈マレイシア音楽の父〉P・ラムリー(1929-1973)。歌手/作曲家として成功をおさめたことはもとより、映画の分野でも監督/主演、そしてサントラまで手掛けるというマルチな活躍で知られ …

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USTAD FAIYAZ KHAN SAHIB / CLASSICAL VOCAL

1880年生まれ、1950年に没したインド独立直前、マハラジャの時代に生きた伝説の北インド古典声楽家、ファイヤズ・カーン・サヒーブのSP盤複刻CD初入荷です。SPなので、北インド古典声楽の一番のウマミである即興部分のみを14曲収録。インド古典音楽が現在のよなエンターテインメント化する以前の、宮廷芸術だった頃の味わいが濃厚に感じ取れます。じっくりと聴けば、すさ …

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GIORGOS BATIS / (Synthetes Tou Rempetikou 9)

ヨルゴス・バティス(1980−1967)、名高い“ピレウス・クァルテット(テトラス・トゥ・ペレオス)”の一人、作曲家にしてバグラマー奏者、歌い手でした。いずれ、詳しく〜   1 Η Ατσιγγάνα 3:03 2 Ζεμπεκάνο Σπανιόλο 3:21 3 Μάγκες Καραβοτσακισμένοι 3:12 4 Ο Θερμαστ …

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STELLA HASKIL / I HRYSI EPOCHI 12

テッサロニキ生まれのスミルネイカ・シンガー、裕福な貿易商だった父を亡くし、17歳から歌ったというステラ・ハスキル(1918-1954)が、その短い人生の中、アテネへ移り住み歌い手としてデビュー、ヴァシリス・ツィツァーニスはじめ、マルコス・ヴァンヴァカリスやヤニス・パパイオアヌウ、マノリス・ヒオティス、アポストリス・カルラダラスらと交わるようになってから以降、 …

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VANGELIS PERPINIADIS / AFTI I NYCHTA MENEI

ヴァンゲリス・ペルピニアディス(1927 – 2003)、アテネ郊外のニカイア生まれ、父はピレウス派レベーティスのステラキス・ペルピニアディス(1899 – 1977)でした。ブズーキ弾きであり、作曲家であり、そして、もちろんレベーティカの歌い手でした。ハタチの頃から歌い始めましたが、最初のレコーディングは、アンア・フリサフィとの録音 …

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FAIRUZ / CHANSONS IMMORTELLES

★ファイルーズ/不朽の名歌 レバノン音楽史上最高の女性歌手が若き日に残した貴重音源の数々! レバノンを代表する女性歌手ファイルーズ(1935生まれ)は、ラジオ局の専属歌手として14歳にデビューし、以後レバノンだけでなくアラブを代表する歌手として活躍するようになった。本作はそんなファイルーズが50年代初頭から約10年間に残した初期録音から30曲をコンパイルした …

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V.A. / NOUVELLE VAGUE, Les Musiques De Films 1957-1962 

フランスの新進気鋭の映画作家たちにより1950年代後半に巻き起こされたムーヴメント、ヌーヴェルヴァーグの映画音楽をピックアップした、仏フレモー社による3枚組アンソロジーです。ヌーヴェルヴァーグとジャズとの出会いとしてあまりにも有名な、マイルス・デイヴィスが音楽を手がけたルイ・マル監督の『死刑台のエレベーター』、ブラームスの楽曲を用いた同じくルイ・マルの『恋人 …

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 V. A. / IMPRESSIONS D’ESPAGNE 1950-1962

★Concierto De Aranjuez – Flamenco Sketches – Saetas – Sevilla – Ole スペインの印象を形作ってきた、あるいはスペインの印象に触発された音楽を集めた、仏フレモー社による、「スペイン」を巡るユニークな3枚組アンソロジーです。1950年から62年にかけ …

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V. A. / GEORGE GERSHWIN DE BROADWAY AU METROPOLITAN OPERA,Un Americain À Paris & Rhapsody In Blue & Porgy And Bess

クラシック~ジャズを跨ぐ、20世紀米国を代表する作曲家ジョージ・ガーシュウィン。彼が手がけた有名なオペラ『ポーギーとベス』やミュージカル作品の楽曲をジャズのミュージシャンたちが取り上げた録音、及び管弦楽曲・協奏曲を収めた、仏フレモー社による3枚組アンソロジーです。CD1には、ニーナ・シモンによる「アイ・ラブ・ユー、ポーギー」、エロール・ガーナーによる「バット …

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PANOS GAVALAS ‎/ ETSI EINAI PANTA M’ENA ANTIO

パノス・ガヴァラス(1926-1988)、元はアコーディオンを楽しむ漁師だったそうです。が、ヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされ、1956年に初録音、以降、特に60年代にはシングル録音多し、そして70〜80年代を通じてもアルバムを残しました。本CDは60年代末のシングル(45rpm)を復刻したコレクションとなります。何というか、同時期の、昭和なムード?さえ …

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POLY PANOU ‎/ AFTA POU ITHELA NA PO

ポリィ・パーヌ(1940-2013)のおそらくは90年代音源コレクションかと思われます。〜13歳の頃から歌い出し、1952年にグリゴリス・ビティコツィスに見出され、50年代前半から多くのシングル(約200枚)をリリース、60年代半ばからはLPもリリースし、20枚以上の自己名義アルバムを残しました(ゲスト録音は数知れず)。ラスト・アルバムは1997年の作でした …

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MAGIA MELAGIA ‎/ TO PEPROMENO MOU

  マイア・メライヤ(本名メリポメニ・ツィリゴティ)、1928年アテネ生まれ、戦後ギリシャの女優にして歌手、物憂げに沈んだ低音ヴォイスとグラマラスな容姿で、ギリシャの男たちを魅了しました。その歌唱スタイルは、かのソフィア・ローレンに影響を与えた、ともされています。   1 Σ’ Αγαπώ Σ’ Όλες Τις Γλώσσες 2 …

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V.A. & YIANNIS PAPAIOANNOU / NA SOU PAIXO BOUZOUKAKI, M’ OMORFI DIPLOPENIA

マルコス・ヴァンヴァカリスらに続きピレウス派のレンベーティスとして、職業的自作自演歌手となったヤニス・パパイオアーヌ(1914-1972)の、その自作曲レパートリーを、名だたる歌い手達のカヴァーで辿ろうという、なかなか凝ったコレクション2CD、実に聴き応えありますね…。というか、歌手としても勿論素晴らしかったパパイオアーヌですが、こうして並んだ曲 …

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JOSEPH KABASELE AND THE CREATION OF SURBOUM AFRICAN JAZZ /1960 -1963

いや〜、サイコーですね!久しぶりに夏が来た、という感じのお天気だったんで、お客さんたちとビール呑みながら、たっぷり、大きい音で聴かせていただきましたよ、音質もイイし!グラン・カレこと、ジョセフ・カバセレ&アフリカン・ジャズの、ラテン・フレイヴァーたっぷりルンバ・コンゴレーズ、なによりドクトゥール・ニコのギターとマヌ・ディヴァンゴのサックス(&ピアノ、クラリネ …

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