FERNANDO ALVAREZ

ベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。この1958年のヘマ・レコーズからのファースト・ソロ・アルバムでも、マルタ・バルデス、ピロート・イ・ベラ、フランク・ドミンゲス等のボレーロを、その独特な浮遊感のあるメランコリックな歌で聞か …

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FERNANDO ALVAREZ / AMAR Y VIVIR

ベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。この1960年のヘマ・レコーズからのフォース・アルバムでも、レネ・トゥーゼ、ホセ・アントニオ・メンデス、ニーニョ・リベーラ当のカンシオーンやボレーロを、その独特な浮遊感のあるメランコリック …

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FERNANDO ALVAREZ / ESTE ES

ベニー・モレーの随唱をつとめ、コンフント・カシーノを経て56年からソロ歌手となったフェルナンド・アルバレスは、早くからフィーリン系作家の曲を好んで歌ったことでも知られます。この1959年のヘマ・レコーズからのセカンド・アルバムでも、マルタ・バルデス、フランク・ドミンゲス、フェリペ・ドゥルサイデスのボレーロを、その独特な浮遊感のあるメランコリックな歌で聞かせて …

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LUISITO PLA Y SUS GUARACHEROS / CUBA Y PERTO RICO

キューバのハバナ生まれのトロバドール(シンガー・ソングライター)、ルイシート・プラーの1958年録音の復刻CD-R。アナログは、DUHERレーベルから発売されていたようです。ルイシート・プラーは、1939年にセネン・スアレスとともにトリオを結成したと言いますから、トリオ結成はキューバでもかなり早いほうだともいます。ボレロ、ソン、グアラーチャなどをラジオ放送な …

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PAULO FG / ILUSION

キューバン・サルサのトップ・シンガーとして活躍して来たパウリートの05年作はボレーロ・アルバムでした。甘く流麗な歌い口と、ゴージャスなオルケスタが聞き物~パウリート自身、長年の夢だったというボレーロ・アルバム、力が入ってますね。ベニー・モレーが歌った “DOLOR Y PERDON” フランク・ドミンゲスの “ME REC …

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ELIADES OCHOA / UN BOLERO PARA TI

ブエナビスタ参加のSON男性歌手にしてギタリスト、作曲家のエリアデス・オチョア、2012年のボレーロ・オンリー作品です。誠実な男というものが、どういうものかと教えてくれるボレーロ・アルバムとなりました…って、そんな気がしますよ、ホーンセクション、ピアノ、ストリングスも配された常ならぬエリアデスの歌、いいじゃないですか! 1 Negrura 3:0 …

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VICENTICO VALDES Y SU ORQUESTA

キューバ音楽の歴史に名を残すヴォーカリスト達をエグレム社が所有する音源で振り返るアンソロジー・シリーズの1枚。特にビクトローラと言われるジュークボックスで庶民に広く愛された歌手達がセレクトされています。 50年代のマンボ全盛時代にティト・プエンテ、ソノーラ・マタンセーラなど一流バンドを渡り歩いたビセンティコ・バルデース。マンボ、グアラーチャからボレロ、ランチ …

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ELENA BURKE / A SOLAS CONTIGO

50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケ。キューバでフィーリンの歌手といえば、まず第一に名前が挙がるのが、このエレーナ・ブルケです。本CD-Rは、彼女が生ラジオ番組の為に録音した大変貴重な音源で、以前CD化されていたものと同内容ではないかと思われます。たぶん1960年代前半の録音だと思わ …

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MORAIMA SECADA / MORAIMA

キューバのフィーリン・ムーヴメントの最初の15人の1人で、その仲間であったオマーラ・ポルトゥオンド、エレーナ・ブルケ、アイーダ・ディエストロと伝説のコーラス・グループ、クアルテート・ラス・デ・アイーダを結成し活躍したモライマ・セカダが、1960年代初め頃にエグレムに録音したファースト・ソロ・アルバムの復刻CD-Rです。バックは、フィーリンのオーケストレーショ …

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RUBEN RIOS / CANTA Y BAILA LA PACHANGA

エドワルド・ダビッドソンとともに、パチャンガのイノヴェイターとなったキューバ出身 / 現プエルトリコ在のルベーン・リオス、唯一のCDです。ま、エドワルドの相棒ですから、そっちの道の人なわけですが、パチャンガもOKですけど、意外と素晴らしいのが、クルーナータイプのボレーロ&カンシォーン!ピアノを自ら弾き語るフィーリンなナンバーが聞きものです!

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ORLANDO VALLEJO / YA LLEGO VALLEJO!

オルランド・バジェーホは、1950年代からベボ・バルデース、コンフント・カシーノ、コンフント・クババーナ、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテなど一流楽団で活躍した後、1950~60年代にソロ歌手として活躍しました。ソロとなってからは、甘い落ち着いたクルーナー系の歌唱法で、ボレロを中心にヒットを次々に飛ばしました。人気者らしく録音も多岐にわたり、前述以外にもロベ …

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JOSE TEJEDOR / LAS VOCES DEL SIGLO

穴あき簡易紙ジャケ?で、久々の再入荷!1922年に生まれ、1958年初アルバムを吹き込み、1992年に亡くなるまで、盲目のボレーロ歌手にしてソングライターとして親しまれたホセー・テヘドールの1960年前後に録音されたジュークボックス用シングルを中心に編んだコレクション・アルバムです!ここでは自作曲は歌わず、パンチョスのアルフレード・ヒルやボビー・カポほかの曲 …

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V.A. / BOLEROS DE ORO

毎年秋にキューバの首都ハバナで行われる『黄金のボレーロ』週間~内外から多くのアーティストを招き、キューバ発祥の歌謡スタイル、ボレーロの多様さ素晴らしさを伝える催しですが、そのフェスティヴァルと同名の4枚組ボックスセットがこちら~20世紀初頭のトローバ・スタイルから、1930年代以降のダンソーン・スタイル、40年代以降のコンフントやビッグ・バンド・スタイル、フ …

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DORIS DE LA TORRE / IMAGENES

昔の話ですが…、当方CD”FEELING FEELIN’ “を選曲させていただくにあたって、一番思い入れしてしまった歌手がこのドリス・デ・ラ・トーレでした。たった3枚のLPアルバム(うち2枚がロス・アルモニコスのヴォーカルとしての録音なので、実質的には本作のみがソロ・アルバム)&シングル録音数曲を残し、60年代 …

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OMARA PORTUONDO

1 La Sitiera 3:57 2 He Perdido Contigo 3:49 3 ¿Dónde Estabas Tú? 3:47 4 Mariposita De Primavera 2:54 5 Canta Lo Sentimental 3:26 6 Ella Y Yo 3:24 7 No Me Vayas A Engañar 2:53 8 No …

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OMARA PORTUONDO / FLOR DE AMOR

☆オマーラ『愛の花』~74歳の新作!ブラジルからパーカッショニスト=マルコス・スザーノほか、アコーディオニスト、ギタリストが参加、またバイーアのカルリーニョス・ブラウンが曲を提供するなどブラジル勢の合流がキイ・ポイントですね(とはいえ、ブラジルっぽさはフィーリンぽさと共通するカンソンっぽさの中に消化されていますが)。キューバからはギタリスト&オルガンでマヌエ …

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VELIA MARTINEZ / BON VOYAGE !

フロリダはタンパで1920年に生まれたベリア・マルチネスは、若くしてダンサーとなり、そして、キューバ人俳優と知り合い結婚、ハバナへ移り住み、女優やダンサー、歌手としてキャバレーのショーやTVで活躍したそうです。本CDは、ファマという聞き慣れないレーベルから1959年にリリースされたLP『ボン・ヴォヤージュ!』の復刻盤。海外旅行をテーマにしたアルバムらしく、ド …

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