JORGE BEN / ALO ALO, COMO VAI?

ディスコティックでファンキーな、この時代の要素がギッシリつまった濃い1枚。女性ヴォーカルとのデュオ、前作でゲストに迎えたカエターノ・ヴェローゾへのオマージュ曲など聴き所は満載ですが、とにかく理屈抜きで楽しめます!80年代のはじまりを告げるような、ノリノリの1枚! 1 A Cegonha Me Deixou Em Madureira 3:20 2 Alô, A …

続きを読む>

JORGE BEN / SALVE SIMPATIA

ジョルジ・ベンの意欲とエネルギーに満ちあふれたディスコ・サンバ時代の傑作がついに登場!ファンク度高いスリリングなサンバの冒頭曲やカエターノ・ヴェローゾがゲストの曲など、注目度高い作品です。(1979 年録音) 01 Boiadeiro 02 Ive Brussel -Feat. Caetano Veloso 03 Adelita 04 Waldomiro P …

続きを読む>

JORGE BEN / A BANDA DO ZE PRETINHO

  新たなバンドを率いての、 ジョルジ・ベン、ソン・リヴリ移籍第1 弾。 積極的にディスコ、ファンクを取り入れたサウンドで、 タイトル曲から得意のサッカー・ソングまで、 全編止まらない勢い! ディスコ・サンバの名盤です。(1977 ~ 78 年録音)

続きを読む>

MILTON BANANA / O RITMO E O SOM DA BOSSA NOVA

元祖ボサノーヴァ・ドラマー=ミルトン・バナナ/1962年の貴重なニューヨーク録音アルバム~好評の廉価盤シリーズにラインナップされました!レオ・ライト参加、「シェガ・ジ・サウダージ」「ワンノート・サンバ」「インフルエンシア・ド・ジャズ」等々、初期ボサのマスターピースが詰まってます!

続きを読む>

MAX VAINA / UM QUADRO DE NOS DOIS

1973年リオ生まれのシンガー・ソングライター /ジャヴァンの息子=マックス・ヴィアナが歌いあげる”愛の歌”11曲が収められた新作です。~このアルバムでの注目は、ヴェテラン・サンバ女性歌手アルシオーネの参加、あるいはベースで父のサポートもつとめるアンドレ・ヴァスコンセロスの参加~そして何より、マックスのソングライティングの一層の成長で …

続きを読む>

GLORIA BOMFIM / ANEL DE ACO

サンパウロ 若手黒人系女性歌手のグロリア・ボンフィン~評判だった “ACARI” レーベルからの07年作が再発されました。いかにも黒人的なフィールを感じさせるそのヴォイスが、カンドンブレ / オリーシャにまつわる歌を聞かせます。クレメンチーナ・ジ・ヘスースにも似た節回しが、新人とは到底思えません!

続きを読む>

GILSON PERANZETTA, MAURO SENISE / NOEL ROSA 100ANOS

ジルソン・ペランゼッタと、管楽器奏者マウロ・セニージのデュオによる新作で、ノエル・ローザ生誕100周年に因んだトリビュート・ライブ~それぞれの技と感性がせめぎ合い調和する~新たなノエル・ローザ作品解釈を聞かせてくれます。2010年リオのジナスチコ・シアターでのライヴ録音!

続きを読む>

ARTHER MAIA / O TEMPO E A MUSICA

現在、ブラジルでも指折りのベース・プレイヤーとされるのみならず、歌手 / 作曲家 / プロデューサーとしても活躍するアーサー・マイアのソロ・アルバム!そのフレットレス・ベースのプレイはルイス・メロディア / ジョルジ・ベン / ガルコスタのサポートでも知られるところです。本作でもそのベースを活かしたブラジリアン FUSION + MPB+ ROCK を存分に …

続きを読む>

ROMULO FROES / UM LABIRINTO EM CADA PE

サンパウロの新世代シンガー・ソングライター、ホムロ・フローエス2011年新作。ヌーノ・ハモス、クリーマの盟友達に、老サンビスタのドナ・イナーか、チェロ奏者やジャズ系の演奏家までを従え、非常にミニマル&フリーでありながらもサンバを感じさせるサウンドをバックに淡々と歌います。

続きを読む>

RENATO BORGHETTI / ANDANCAS

ブラジル南部のガウチョ(カウボーイ達)の音楽を演奏するボタン・アコーディオン奏者レナート・ボルゲッティの欧州リリース盤~ボルゲッティのアコ、ペドロ・フィゲイレドのサックス、ダニエル・サのアコースティック・ギター、ペドロ・ペイショットのピアノによる於ブリュッセル・ライヴ録音です。何というか、現代版シブーカ室内楽風、といった演奏が繰り広げられます。アコーディオン …

続きを読む>

MARIA RITA / ELO

ジャヴァン、リタ・リー、ルーラ・ケイロガ、カエターノ、シコ・ブアルキ、ペドロ・ベイビー、ダニエル・ジョビンほかの手になる楽曲を、デビュー作を彷彿とさせるモノトーン or セピアなムードのボサ / ジャズ / カンソーンのテイストにおいて歌い上げたスタジオ新録4作目!ジャジーかつ沈んだ調子の伴奏に、なんだか後期マイーザを連想させるような?醒めた歌い口に秘めた情 …

続きを読む>

RUY MAURITY / SAFRA-74

紙ジャケ〜オリジナル再発!ソン・リヴリ編最大のレア盤登場!テレビドラマのサントラなども手掛けていた作曲家、シンガーであり、またピアニストのアントニオ・アドルフォの弟でもあるルイ・マウリチー。ジャケットの印象を覆す、ブラジルの郊外を思わせる穏やかで美しいサウンド。当時、Rock Rural(田舎的なロック)の先駆けと言われたそうですが、伝統的なリズムとソフトロ …

続きを読む>

EGBERTO GISMONTI / AGUA & VINHO

ジスモンチの隠れた名作が日本初CD化。しかも独自リマスタリング! EMIレーベル移籍第一弾1972年作。その後幾たびか録音されることとなった「水とワイン」や「黄金色の窓」他、初期の名曲の数々が本人によって素朴に声で歌われている。繊細さと過激さ、そしてポップさが同居する。この時期の彼だけが持っていた特異点のような輝きを放つ音楽。ハズレ曲なしです!

続きを読む>

EGBERTO GISMONTI / EGBERTO GISMONTI (ARVORE)

ジスモンチの隠れた名作が日本初CD化。しかも独自リマスタリング! 前作の繊細さをより深く追求したEMIレーベル2作目1973年作。ブラジルの伝統音楽に根ざしながらもクラシックやジャズといった多くの音楽の要素を取り入れ、壮大かつ幽玄に広がるサウンド~パウロ・モウラやエドゥ・ロボ、テノーリオ・ジュニオールも参加し、当時の誰よりも最先端な音楽を創造したとされる名作 …

続きを読む>

ARNALDO ANTUNES, EDGARD SCANDURRA, TOUMANI DIABATE / A CURVA DA CINTURA

マリーザ・モンチ+カルリーニョス・ブラウンとのトリバリスタスでも知られるサンパウロの詩人アルナルド・アントゥーネス、イラのオリジナル・メンバーで サンパウロを代表するギタリストでもあるエジガール・スカンドゥーラ、そしてコラの最高の名手トゥマニ・ジャバテのトリオ共作。録音はマリのバマコとブラ ジルのサンパウロで敢行! MPBに西アフリカの伝統音楽を組み込んだ流 …

続きを読む>

SOCIEDADE SOUL / S/T

2008年リオで結成されたファンク・ユニット、だそうです。なんともイキがいいですねえ、ワウワウギター、キーボード &プログラミングにドラムス、ベースの4人組みですが、この11年のデビュー作~ブラスも加わって、久々のサンバ・ソウル&ファンク期待のニュー・カマー となってくれそう、元気でハギレ良し!  

続きを読む>

BETH CARVALHO / NOSSO SAMBA TA NA RUA

ベッチ・カルヴァーリョ新作です。ライヴや他の歌手のアルバムでの客演はありましたが、スタジオ作品は超久しぶりじゃないでしょうか。しかも原点回帰と円熟を同時に感じさせる、和気あいあいとしたムード&リラックスした味わい深いサンバを楽しませてくれます!ずいぶんお年を召しましたが、女王然とした貫禄よりも、下町サンバのおばさん的雰囲気濃厚なイイ作品となっています。 &n …

続きを読む>

ARLINDO CRUZ / CONVIDA

いま最高のサンビスタと言えばアルリンド・クルース~作曲家として録音された曲数はこれまで合計550曲におよぶということです。このアルバムは、そんなアルリンドの過去の録音の中から、人気歌手たちとのデュエット曲ばかりを集めた編集盤~アルリンド自身のアルバムから取られた曲ばかりではなく、他の歌手たちのアルバムに客演したときの録音が多くを占めています。有名なマリア・リ …

続きを読む>

EGBERTO GISMONTI / CORACOES FUTURISTAS

ジスモンチの隠れた名作が日本初CD化。しかも独自リマスタリング! エレクトロニクスとブラジル音楽を融合させた、70年代の頂点とされる1976年の大傑作。シンセサイザーを駆使し「アカデミーア・ジ・ダンサ」を従えてスペーシーでサイケデリックな異次元へ誘う、美と狂気が共存する驚愕のプログレッシヴ・ジャズ・ロック。名曲「Danca Das Cabecas」収録。 解 …

続きを読む>