JACOB DO BANDOLIM / UN GEANT DE LA MUSIQUE BRESILIENNE 1952-1962

言わずと知れたショーロを代表する歴史的バンドリン奏者/作曲家ジャコー・ド・バンドリン。仏フレモー社による1952~62年録音の26曲を収めたアンソロジーです。 「アサニャード」「カリオカの夜」「ミガーリャス・ジ・アモール」、といった自作の名曲、エルネスト・ナザレー、ピシンギーニャ、アリ・バホーゾらのナンバーを収録。入門篇として好適であると共に、マニアの方向け …

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DIMITRIS “BEBIS” STERGIOU / BEBIS

ディミトリス・スタルギオウ、1927年ピレウス生まれ、ブズーキの名人の一人(ギター、マンドリンほかの弦楽器も幼い頃から弾いたそう)。父親の早い死を受け、1950年代半ばに音楽で身を立て、家族を養うことに。誰の早弾きが一番スゴイか?という議論になると、必ず名前の出るブズーキ奏者です。1956年にシングルデビュー、たった2枚のアルバムとシングル群を残し、惜しくも …

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V.A. / 55 D’LUJO (1961-2018)

1964年に創設されたキューバ国営レーベル、エグレムの膨大な音源から226曲をセレクトした、創立55周年に当たる2019年リリースの12枚組ボックスセット。09年に創立45周年の10枚組ボックス『45 デ・ルホ』がリリースされましたが、その10枚に以降の録音を加えた増補版です。発足までの移行期にあたる61年のセリーナ・イ・レウティリオの45インチ盤(「デシマ …

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NOUR EL HOUDA / Best (1993) – Abou’l Zoulouf (1997)

←こちら BEST 盤、トルコ生まれのレバノン人女優にして伝説的な歌い手、ヌール・エル・フーダ(1924-1998)のベスト盤LP 2枚分が収められ1993年に復刻されたCDかと思われます。 若き日、レバノンのとあるスクール・パーティーで歌を披露したところから、その歌は評判を呼び、レバノンのウム・クルスームと渾名されるようになったそう。そんな中、当時のアラブ …

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PIERRE PERRET / L’ÂGE DE PIERRE

オクシタンはカステルサラザン生まれ、ピエール・ペレ、1957年レコード・デビューで今年84歳(2018)、方言&スラングや子供の言葉など、辞書に載っていない言葉も駆使、子供達や市井の生活をユーモア込めて歌う仏国民的シャンソニエ、ソングライター、詩人、作家、食文化研究家。〜これまでの数多い録音の中から自ら選んだ3CDベスト・コレクションがこちら! CD 1 1 …

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CHABUCA GRANDA / THE PLATINUM COLLECTION

中南米を代表する歴史的作曲家、ペルーのムシカ・クリオージャを代表する女性、チャブーカ・グランダ(1920-1983)。日本でも古くからのラテン音楽ファンやワールド・ミュージック・ファンに親しまれて来た人ですね。カエターノ・ヴェローゾが『フィーナ・エスタンパ(粋な男)』でチャブーカの曲を取り上げ、アルバム・タイトルにしたことでもお馴染みではないでしょうか。本C …

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POLY PANOU / AXECHASTES EPITYCHIES

1 Πάρε Το Δαχτυλίδι Μου 2 Άναωε Το Τσιγάρο 3 Άλλα Μου Λέν Τα Μάτια Σου 4 Μαντουβάλα 5 Είναι Ο Άνθρωπος Που Αγαπώ (Ο Αλήτης Μου) 6 Ο Χωρισμός 7 Τα Δάκρυα 8 Της Αμαρτίας Το Στρατί 9 …

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SIPHO GUMEDE / ESSENTIALS

シフォ・グミーデ(1952-2004)、ダーバン生まれ、ペニー・ホイッスル&ギターを弾いて音楽を開始、16歳の時に早くもベースシストとして SHAKILE を結成、名を知られるようになり、その後、南アジャズシーン、最高のベーシストの一人としてビッグネーム達と共演開始(Timmy Thomas, Kippie Moeketsi, Stimela, Margar …

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JUANECO Y SU COMBO / VEN A BAILAR CON 

ペルーはアマゾン・クンビアの代表グループである、ホァネーコ・イ・ス・コンボのペルー独自の編集盤。ビーンズ・レコードからのリリースで、同じくアマゾン・クンビアのロス・ウェンブレルス・デ・イキートスも大好評だっただけに、この辺は間違いなく定着したと言えるでしょう。この湿ったサイケなギターはラテンに疎いロック好きにも入りやすい!いやあ素晴らしい中毒性の音楽ですね。 …

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JOEY BOY / 30 +

    75年バンコク生まれのタイ・チャイニーズ、95年デビュー、ラッパー、シンガー、俳優、作曲家、〜00年代を通して大活躍しましたが(現在はプロデューサー業中心?)、当時のベストがこちら30曲、映画『インポッシブル』OST あたりから、結構楽しみましたねえ、個人的には。

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ROSITA FORNES / CANCIONES DE AYER Y DE SIEMPRE 

古くから活躍するカンシオーン系のキューバ人女性歌手で、かつて美人女優としてもならしたロシータ・フォルネス。1923年生まれで、2010年代に入ってからもアルバムをリリースするなど健在ぶりを示してきた彼女ですが、本作は04年リリースされた2枚組アンソロジーです。キューバのエルネスト・レクオーナやゴンサロ・ロイグ、メキシコのアグスティン・ララ、プエルトリコのボビ …

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