PICCOLA BOTTEGA BALTAZAR / IL LADRO DI ROSE IMPORT

ピッコラ・ボッテガ・バルタザール、2000年結成の北イタリアはヴェネチアのグループです。いかにも北イタリアらしい、リリカルなフォークロア解釈を聞かせます。メンバーは以下の通り、Giorgio Gobbo(voice and guitar) Sergio Marchesini (accordion) Toffanin Marco (accordion, pia …

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JO PRIVAT / LE GITAN BLANC, L’accordeoniste de Paris 1945-1958

Jo Privat (1919-1996) メニルモンタンの子 “白いジタン” の名の通り、ミュゼット・アコーディオンの代表格、あのジャンゴ・ラインハルトととも共演、マヌーシュ・ジャズ奏者としても有名だったジョ・プリヴァの戦後録音集3CDとなります。メニルモンタンの子であり、ミュゼットの殿堂バスチーユ「バラジョー」の看板アコ奏者でした。当時のパリのアコーディ …

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MARCEL AZZOLA, DANY DORIZ / JAZZOLA

1999年に仏 BLACK & BLUE レーベルのために録音されたアコーディオンとヴィブラフォンの巨匠二人のよる極上のスウィング・アルバム。二人の演奏する楽器がまるで会話するかのように、スタンダードやジャズ、そして彼らのオリジナル曲を軽やかに、そしてリリカルに聴かせてくれる。そして彼らの演奏を支える実力派ミュージシャンたちによる繊細なリズム・セクシ …

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MOROS Y CRISTIANOS / NOTAS DE VIAJE

★モーロス・イ・クリスティアーノス『ノータス・デ・ビアヘ』 「イスラム教徒とキリスト教徒」という意味深なバンド名を冠したインテリジェンス溢れる大注目グループ。ベラクルスに伝わるアフロ系リズムをもつソン・ハローチョ音楽の伝統楽器、ハラーナやマリンバ、またメキシコ農民音楽では欠かすことの出来ないアコーディオンといった素朴な生楽器を使って、クラシック、現在音楽、タ …

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TRIO REYNOSO / MERENGUE

グイラ、タンボーラ、アコーディオンが伴奏する、メレンゲ・ティピコ(ペリーコ・リピアオ)の王様とも賞されるトリオ・レイノーソ。本作は、曲順はシャッフルされていますが、『メレンゲス(ロス・アセス・デル・メレンゲ・コン・モヘジータ』の全12曲を収録すリイシューです。 アコーディオンも含みますが、アルト・サックスが蛇腹の役割をなぞり、縦横に駆けめぐるひと味加えたアン …

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ISIDORO FLORES Y SU CUARTETO / MERENGUE AUTENTICO 

“アコーディオンの魔術師”とも賞されるドミニカ共和国の歴史的マエストロ、イシドロ・フローレス。本作は、クアルテート・イシドロ・フローレス名義で1962年にルンバ・レーベルからリリースされたアルバム『コサ・リンダ!メレンゲ』(LPR-55563)のストレート・リイシューです。 高く張りのある男性ヴォーカルに優雅な雰囲気をもつ女性によるコーラス、アコーディオン+ …

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LUIS KALAFF / MERENGUE DOMINICANO

1916年生まれ、2010年にこの世を去ったドミニカ共和国の作曲家/歌手、ルイス・カラフ。本作は、ルイス・カラフ・イ・スス・アレグレス・ドミニカーノスによる50年代後半のリリース作と思われるルンバ・レーベルからのアルバム『メレンゲ・ナ・マ』を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 曲はいずれもルイス・カラフのオリジナルで、アコーディオン …

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JACQUES DANICA / KADRI GWADLOUP 2

カリブ海の島グアドループの現代のフォーク・ルーツの名手、ジャック・ダニカによるアンサンブルの演奏集。彼が引くアコーディオンに、タンブールというタイコやトライアングル、シェイカーなどのパーカッション・アンサンブル、ヴァイオリンを含む弦楽器が絡み、のどかなサウンドを発します。演奏する音楽は、フランスの海外県らしくカドリル(島ことばでは「カドリー」と言います)とい …

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HENRY ORTIZ / RADIO CUMBIA DE MENTE CALIENTE 

★ヘンリー・オルティス / ラディオクンビア, デ・メンテ・カリエンテ ●クンビアは、南米コロンビアのカリブ海に面した都市カルタヘーナ発祥のローカル・ミュージック。それが、誰でも乗れる2拍子系リズムが受けて中南米中に広がり、北はU.S.A.のラテン・コミュニティーから南はアルゼンチンまで、庶民の娯楽音楽として定着していきました。現在、その【クンビア】が世界中 …

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