QUARTABÊ / LIÇÃO #2, DORIVAL

耳を惹くのはジョアナ・ケイロス(cl)、マリア・ベラルド・バストス(cl) のWクラリネット。モアシール・サントスのショーロを斬新異端の解釈で驚愕させられたコンテンポラリーなサンパウロの音楽ユニット – クアルタベー。戦隊もののコスチュームに身を包んだEPのデジタル配信を経て、注目が集まる中今度はバイーア産・潮の香りのするたおやかなサンバの作家、ブラジル音楽の父、ドリヴァル・カイミへのオマージュ。前述の管ふたりに、フェルナンダ・タカイのバックやTP4でも活動したマリア・ポルトガルのロックなドラムス、そして唯一の男性メンバー、シカォンのエキセントリックな鍵盤。前衛派の先駆者、アヒーゴ・バルナベーのバックに端を発し、ひらめきやユニークなアイディアに、技法というロジカルな成分を加えてブラジル音楽を新たにイノヴェイトしてゆく彼女たちの注目のフィジカル・リリース。

シンセの発振する波動と生楽器のコントラスト。神秘的なアンサンブルのあと顔を覗かせる名旋律。m-2″Morena do mar”、m-4″Sargaço”、m-5″Canto de nanã”、よく知られたドリヴァル・カイミの楽曲に前代未聞のアヴァンギャルドな解釈を。クアルタベーのコンセプトは「レッスン・パート2」と題された作品づくりでもわかるように、学びと実験。今回もいたるところに即興演奏や想像力のかけらをちりばめた驚きの作品となっています。(サプライヤーインフォより)
〜ブラジル直輸入盤工場製CDR/デジパック・エディション

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