ビルヒニア・ロペスの伴奏を務めたプエンテ兄弟と、元パンチョスのエルナンド・アビレスが1958年に結成したメキシコのボレロ・トリオ、ロス・トレス・レジェス。本作は、オルフェオン社に残したアルバム『レクエルドス・ボリンカーノス』（LP-12-145）を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。
タイトルに示されているとおり、エルナンド・アビレスの出身地であるプエルトリコに焦点を当てた内容となっています。往年のプエルトリコ2大ソングライター、ラファエルト・エルナンデスとペドロ・フローレスの「ラメント・ボリンカーノ」「バホ・ウン・パルマール」「オブセシオーン」といった名曲群、ノエル・エストラーダの本盤タイトル曲、ボビー・カポーの「テソーロ」など、全12曲を収録。ハーモニーの美しさは言うまでもなく、レパートリーが粒ぞろいです。
盤起こしと思われ、若干のノイズが入りますが、音質はまずまずです。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色盤が封入されています。
（サプライヤーインフォより）

01. Bajo un Palmar (Pedro Flores)
02. En Mi Viejo San Juan (Noel Estrada)
03. Obsesión (Pedro Flores)
04. Preciosa (Rafael Hernández)
05. Silencio / Lamento Borincano / Campanitas de Cristal (Rafael Hernández)
06. Entrega (Germán Lugo)
07. Perdón (Pedro Flores)
08. Que Es el Amor (Pedro Flores)
09. Perfume de Gardenia (Rafael Hernández)
10. Tesoro (Bobby Capó)
11. Palomita Traicionera (Pedro Flores)
12. Allá en Mi Borinquen (Rafael Hernández)