KIRENI ZULU / SEKURU


zimbabwe9松平さん曰く「キレニ・ズールーの音楽は、日本で言うと長渕剛と嘉門達夫のハーフのような音楽です。ギター1本(パーカッションが入る)で、日常のつらい思いを、面白おかしく歌います。しかし、音楽的にはかなりクールなサウンドです。」とのこと。で、~以下、松平さんから、より詳しい情報をいただきました!
★キレニ・ズールーはジョージ・シバンダの伝統を受け継ぐミュージシャンです。この伝統はローデシア時代に黒人の飲酒や集会などが制限されていた時代に始まります。当時オマシガンダ(アフリカーンス語で「ミュージシャン」)が、ティーパーティという集まり(実際は呑み会)に招かれ、流しのように演奏活動をおこなっていました。
★今ではホンモノのオマシガンダをみることはないですが、キレニ・ズールは、かつて盛んであったオマシガンダの伝統を知っており、その名残りは緩くチューニングされたギターからも窺われると思います。
★彼はローデシア・ニャサランド連邦時代に一家でジンバブエに移ってきたマラウィ系ジンバブエ人です。彼の一家はまだ彼が幼かったころジンバブエに移住してきました。道中、闇の中で親戚がライオンに襲われて死亡するなど、かなり苦しい思いをしたそうです。
★2011年にはショナ語の小説を出すなど、作家としての活動も始めました。国際的な知名度は低いですが、特に歌詞にはジンバブエの生活の“あるある”が盛り込まれていて、落語のような面白さがあります。

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