Karman カルマン / 流離う音楽

karman★渦巻く音、渦巻くリズム…。個性派実力ミュージシャン3人が結成した話題のユニットのデビュー作。アイルランド〜モンゴル〜アパラチアを渡る”草原系NOMAD(どこにも属さない)音楽”! ★カルマン Karmanとは、気象用語の「カルマン渦」からとられている。流れの中に障害物を置いたときなど、その後方に渦の列が交互に出来る。3人それぞれの音楽 的バックグラウンドが渦を作りながら、大きな流れを生み出す。どこにもない、ここにしかない音楽。3人が生み出す音とリズムの渦の心地良さは、“ワール ド・ミュージック”という言葉を古くさく感じさせる程刺激的だ。 ★このアルバムはたった1日で録音されている。メンバー3人が、高知、東京、札幌という遠距離に暮らしているので、打ち合わせなどはネットで行い、東京ツ アーの初日にスタジオで合流しリハーサル。その夜のライブを終え、次の日再びスタジオに入り1日でレコーディング。曲の構成やアレンジも、録りながら決め て 行くというスリリングなものだったという。録音はボーカルも含め、完全な一発録り。被せや切り貼りを一切していない。観客のいないライブレコーディングの ようなアルバムで、より彼らの個性が際立っている。

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■曲目について
01:ウーレン ボル (モンゴル民謡)
「雲のように速く駆ける茶色の馬」疾走する 馬の様子を表現しました。
02:ポルカ セット (アイルランド民謡)
アイルランドのポルカ、The Hayden Fancy- Ballyhoura Mauntainsのセットに、ホーミーを加えて。
03:ナリーンサイハンヘール (モン ゴル民謡)
「美しい馬」モンゴルのオルティンドー (長唄)をホーミーで。
04:ゴージナナ(モンゴル民謡)
愛しいゴージナナを想う、モンゴルのラヴソングです。
05:お正月 (モンゴル民謡)
ゴビの馬頭琴弾きヨンドン・ネルグイ氏のレパートリーより。
06:アパラチアン セット (アパラチア民謡)
アイルランド由来のアパラチアの舞曲、Cuckoo’s Nest – St.Anne’s Reel
– Whiskey Before Breakfast – Golden Slippersの4曲のセット。
07:ビエルゲー (モンゴル民謡)
モンゴルの舞曲。
08:声がきこえる (小松崎健 作曲)
記録映画「名寄本線最後の冬」のテーマ曲。
09:Hours After (JOHN McCUTCHEON作曲)
アメリカのフォークシンガー、JOHN McCUTCHEONの曲をモチーフに、セッション。
10:遠い蜃気楼(モンゴル民謡)
遠くから蜃気楼のようにやって来る恋人を慕った恋の歌。

【Karman カルマン】
▼2013年春、小松崎とトシバウロンが別ユニット「ビロビジャン」が四国を訪れた際、岡林と共演し意気投合。1年後の2014年4月にグループを結成▼ モンゴルやアイルランドの伝統音楽をベースに、新たなアイデアや実験を加え、個性的かつ普遍的音楽を目指している▼ダルシマー、馬頭琴、バウロンという倍 音を多く含む楽器やモンゴルの伝統的な唱法ホーミーも取り入れ、音響的にもユ ニークな音楽を創造している。
▼小松崎健(ハンマー・ダルシマー)
札幌市在住。1986年から独学でハンマー・ダルシマーを始める。1988年ケルティックグループHARD TOFINDを結成。自主レーベルや徳間ジャパンからアルバムを発表。また89年にはソニーレコーズから 3人編成のバンド「SACRA」としてCDデビュー。現在演奏活動の他、ダルシマーの輸入販売、ダルシマー教室など、ダルシマーの普及にも力を入れてい る。
▼岡林立哉(馬頭琴、ホーミー)
高知県在住。日本で数少ないホーミーと馬頭琴の奏者。1998年初めてモンゴルを訪れ、ホーミーの音色に魅せられモンゴル奥地を旅し遊牧民の文化、歌を学ぶ。各国の音楽祭にも出演。馬頭琴の素朴で暖かい音色、ホーミーの宇宙的な響きは聴く人に驚きと感動を与える。
▼トシバウロン(バウロン)
東京都在住。日本では数少ないバウロン専門のプレーヤー。他の楽器と波長を合わせグルーヴを作り出すことに長けているJohn John Festivalを軸に多様な活動を展開中。2012年スペイン国際ケルト音楽フェスでHarmonica Creamsとして日本人初の優勝。葉加瀬太郎、鬼束ちひろのレコーディングにも参加。アイリッシュミュージック専門イベント企画やCDレー ベル「TOKYO IRISH COMPANY」を主宰する。(以上、メーカーインフォより)