VARTTINA / UTU

ヴァルティナ~今年で結成30年だそうで(もう、そんなに経つんですね)、この2012年の12作目のアルバムが、久々の国内リリースということになりました。去年、ワールド・ミュージックの祭典、WOMEX で、アーティスト・アワードを受賞したアルバムです。フィンランドの地の伝統をベースに自在な女声コーラスを聞かせるフロント3人&男性メンバー2人(ダブルベース+アコー …

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MARAVEYAS ILEGAL / WELCOME TO GREECE

とうとう登場した、ギリシャから世界市場を狙う異色レーベル“カンティニ”の07年リリース作品/アコーディオン&ギター&ピアノ&ウクレレをこなすマルチな才能を持ったヴォーカリスト / SSW=コースティス・マラヴェイアスのセカンドです。コースティスをフロントに、オールディーズ風味漂うノスタルジックなライカやカンツォーネ、スカ、R&Bを繰り広げています。いや~なか …

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GEORGE DALARAS, ZULFU LIVANELI / IMVROS & TENEDOS ISLANDS, A TALE OF MEMORIES -OST. of The Documentary Film

早くもダラーラスの新譜です。というか、2曲でダラーラスが歌っています。その同じ2曲を、ダラーラス&アルバニア男声とのデュエットで焼き直したボーナスが追加されて、全11曲中4曲がダラーラスということになります。で、ほかの曲は古風なギリシャ風味漂う静謐なインスト&フィールド・レコーディングとなります。とあるドキュメンタリー・フィルムのサントラCDなんですが、その …

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SERGE GAINSBOURG / INTEGRALE SERGE GAINSBOURG ET SES INTERPRETES VOL.2 1960 – 1962

>>こちらに続く「ゲンズブール(+その歌手/演奏家)全録音集」の第2弾です。オリヴィエ・ジュリアン&フレデリック・レジャン監修。60~62年というフランスのロックンロール/イエイエ誕生期のゲンズブールの録音にゲンズブールが曲を提供した有名&無名の歌手たち(ジュリエット・グレコ、フィリップ・クレイ、ペトゥラ・クラーク、カトリーヌ・ソヴァージュ&#8 …

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!DELADAP / SARA LA KALI

オーストリアから飛び出したジプシー&エレクトロニカ・ユニット〜Deladap の3rdアルバム2008年作!哀愁を帯びたヴォーカル、生ギター&アコーディオンほか、生演奏に加味されるエレクトロなビートで、東欧を中心にヨーロッパ全域でも人気を呼んでいます。   1 !Deladap – The Song 5:08 2 Kaj Tu Salas 5:2 …

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ANLAUG / NOVEMBER

ノルウェイの女性SSWにしてフィドル奏者、2010年リリース作品。ノルウェイ(北欧ケルト)トラッド色濃厚ながら、プライヴェートな音感、身体性、あるいはポエジーを通して自然ににじみ出た北欧性という気がします。ボーイッシュな姿で、フィドル弾き語りします。 (1点もの、シールド無しのデジパックですが新品です) With Mattie Foulds, Steven …

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V.A. / POLSKA ROOTZ

ソビエト連邦の影響下にあった70年代終わりにはレゲエやダブといった西側の音楽が流入するなど、ポーランドでは早くから欧米の影響を受けたポピュラー音楽シーンが構築されていた。そんなポーランドの現在の若い世代の音楽を紹介する編集盤が本作。もともとマズルカやポロネーズといった伝統舞踏音楽の発祥地として知られるポーランドだけに、欧米の音楽との融合を目指したミクスチャー …

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YIANNIS PARIOS / MIA SINTHISMENI MERA

ロマンティックなギリシャの恋歌ならばこの人、ヴェテラン=ライカ系男性歌手ヤーニス・パリオスの2003年作です!ソフトなタッチ、繊細な節まわしに磨きがかかり、ギリシャの抒情、たっぷり聞かせてくれます。変化なし! 1. Πετροβολούσα Τη Ζωή 2. Ο Σαραντάρης 3. Οι Δυο Αγάπες 4. Το Καλό Παιδί 5. …

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JOANA AMENDOEIRA / AO VIVIO EM LISBOA

★ジョアナ・アメンドエイラ/ライヴ・イン・リスボン ファドの新しい歌姫ジョアナ・アメンドエイラ最新作は、地元リスボンでの公演の模様を収録したライヴ・アルバム。2004年の11月にサン・ルイス市民劇場で行ったコンサートを収録。ポルトガル・ギターのマエストロ、ジョゼー・フォンテスらをゲストに迎えて、スタジオ録音以上に自然でノビノビとした歌声を楽しませてくれる。レ …

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LA RUE KETA NOU / EN ATTENDANT LES CARAVANES…

パリ郊外の大道から生まれた シャンソン・ヴァリエテ、 ギターかき鳴らし、 アコーディオンがスィングする ストリート系3人組! メンバーはユダヤ系モロッコ、 ポルトガル、ベルギーの出身。 そんな彼らの記念すべき出会いを 刻印した2000年のファーストが復刻!

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MARC PERRONE / LES P’TITES CHANSONS DE

☆マルク・ペロンヌ / レ・プテイット・シャンソン “パリ・ミュゼット”のアルバムで、 存在感溢れるアコーディオンの音色を聞かせてくれた マルク・ペロンヌ3年振りの新譜! “ミュゼット”と”シャンソン”が一体となった心暖まるアルバム。 メルシー!マルク! ★アルチュール・アッシュ★マルセ …

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MARTA TOPFEROVA / FLOR NOCTURNA

中欧の国チェコで生まれ、ニューヨークやスペイン、カリブや南米に渡って様々なラテン音楽を修得し、独自のスタイルを確立させたシンガー・ソングライターがこのマルタ・テプフェロヴァー/02年デビュー、本作は南米フォルクローレを基調とし、テプフェロヴァーのクアトロ弾き語りを軸とした06年作(サード・アルバム)。グァテマラ風マリンバ曲や、ハバネラの感触を残したタンゴ弾き …

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LOUDOVIKOS TON ANOGION / POIA PATHI APO TON ERONTA

クレタ島生まれの作曲家、ルドヴィコス・トン・アノイオンが、故郷に伝わる伝統的な演劇のために描き下ろした舞台音楽集。セオドラキス・マナー、というか、影響もうかがえるかなりクラシカルな作品集となっています。 CD 1  1 Αν Είναι Και Ο Έρωντας Σε Θέλει 2 Η Μέλισσα Και Ο Άγγελος ▽ From Erofi …

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CUMBIA YA! / NO ME BUSQUES

見逃していました。1950年代のオールドタイミーなクンビアを彷彿とさせる~ガッツを感じさせながらもシックで土臭い!?フランス発のマルチカルチュラル・ユニット= “クンビア屋” の2008年作です。~ルーチョ・ベルムデスを中心にパンチョ・ガラン、Aトレスなど古き良きノスタルジックなオリジナル・クンビアを~フランス在、仏人+コロンビア、ア …

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ZULYA / ALOUKIE

ズーリャ・カマロヴァ、ロシア連邦タタールスタン共和国出身、カスピ海に流れ込むヴォルガ川流域で生まれ、9歳の頃から歌い始めたというロシア語とタタール語で歌うタタール人女性歌手、90年代の初めにオーストラリアに拠点を得て、メルボルンで音楽活動をしているそう。アルバム・デビューは1997年、本作は2002年の4作目。いかにも、ロシア〜スラブ的なものと、タタールの北 …

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