CACÁ MACHADO / SIBILINA

エクスペリ・サンバをアカデミックに展開するカカー・マシャード。マルシオ・アランチスがプロデュース、アントニオ・ロウレイロも参加。
サンパウロ大学の客員教授で、カンピーナス州立大学の教授でもあり、エルネスト・ナザレーやトム・ジョビンに関する書籍の出版もあるジャーナリスト、カカー・マシャード46歳の二作目。前作「ESALVO SAMBA」では東欧系ルーツの苗字を持つミュージシャンが多く参加し前衛志向の音楽を展開しましたが、今作も研ぎ澄まされたアヴァンなサウンドの節々からアルナルド・アントゥネスを思わせるポエティックな佇まい、インテリジェンスが滲み出ています。共作者に建築ジャーナリスト、サンパウロ大学建築都市学部教授のギリェルミ・ヴィズニキや、ホムロ・フローエスやクリーマがたち、チガナ・サンタナ(m-3 “Tremor Essencial”)、アヴァ・ホシャとイアラ・ヘンノ(m-6″Depois do trovão”)やアレッサンドラ・レオン(m-5″Polca”、m-8″Sambábuchka”)らがゲストとしてリード・ヴォーカルを務めます。パッソ・トルトやメタ・メタらエクスペリ・サンバのスタイルを踏襲した”Polca”、エルザ・ソアレス「A mulher do fim do mundo」に収録されたホムロ・フローエスとの共作曲”Dança”のセルフ・カヴァー、”Sambábuchka”でノルデスチ出身のシンガー – アレッサンドラ・レオンの聖なる祈りに折り重なるクリアなegの音色、マルチ奏者アントニオ・ロウレイロが本来のポジションであるヴィブラフォンで彩りを添える”Nós, formigas”、この曲やチガナ・サンタナ参加”Tremor Essencial”など要所要所で凄まじい存在感を発揮する木管の名手アレシャンドリ・ヒベイロのクラリネットが効いています。(サプライヤーインフォより)

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