DR. SHIMUR HOSSAIN KAWAL & HIS PARTY / DAMA DAMA MUST QULANDAR

  バングラデシュにもパキスタン、インドのようにカウワーリーの楽団がいます。バングラデシュにはヒンドゥー教徒も多く存在し、公用語のベンガル語にもその要素が入っています。言語における他宗教の表現をイスラーム的に置き換えています。現地ではあえてウルドゥー カウワーリーと呼ばれます。しかし、実際はベンガル語の訛りが残りバングラデシュ独自のカウワーリーを形 …

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FAUZIA YASMIN / MON TO NOY AAR AAYNA

これはめずらしい!バングラデッシュ、当時の東パキスタンで1960〜70年代に活躍したベンガル民謡の女性歌手ファウズィア・ヤスミン。吟遊詩人ラロンの歌を含むアナログ音源復刻版です。今ではボリウッド音楽と同化傾向が濃いベンガル民謡〜歌謡ですが、このファウズィア・ヤスミンが活躍した頃は、総じてガザルともトゥムリともバウルとも違う独特の憂い、そして仄暗さ、繊細な軽快 …

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JAMALA / 1944(EP)

クリミア問題を描いて物議を醸した 2016年ユーロヴィジョン優勝曲! 2016年のユーロヴィジョンを制した、ウクライナ代表クリミア・タタール人歌手のジャマラ。彼女が歌った「1944」は、1944年旧ソ連のスターリンによるクリミア半島からのタタール人強制追放を描いた曲でした。この過程で移住したタタール人の約半数、10万人が亡くなっており、このジェノサイドの記憶 …

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ROBERTA SA / DELIRIO NO CIRCO

  昨年リリースされ、いまなお人気が衰えないロベルタ・サーの最新スタジオ録音作『DELIRIO』。バーデン・パウエル、アタウルフォ・アルヴェスが残した古いサンバのほか、シコやマルチーニョのカヴァー曲などを取り上げた同作を発表後に行ったライヴの模様を収録した作品がこちら。ゲストにはモレーノ・ヴェローゾやマルチーニョ・ダ・ヴィラが参加。(インポーター資 …

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GASTAO VALLEROY / AMAZONIA AMAZONIA

アドリアーナ・カルカニョットやカエターノをバックアップするベーシストとして知られるガストーン・ヴィレロイが、ソロ・デビュー。ミルトン・ナシメントに歌うことを勧められたことが本作制作のキッカケだったとか。レニーニ、マリア・ガドゥ、ミルトン・ナシメント、セウ・ジョルジなどが参加している模様です。    

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SOPANA SOKYA / S/T

ドラムズ、ベース、ギターにシンセとクンダンという編成のジャズ/フュージョン・バンドのデビュー作。70年代エレクトリック・ジャズやアフロビートの影響が強いものの、ポップで洗練された演奏に終始クンダンが絡んでいくのはインドネシア独特の感性でしょう。ヴォーカリストをフィーチャリングした楽曲では正統派ポップス、四つ打ちのクラブ・ジャズ風など、なんでもありながらスケー …

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TASHA MANSHAHARA / BUKANAKU

魅力的な歌声を持つイスラーム系女性SSW ユナの登場以来、ヒジャブやターバンを付けて歌うイスラーム系女性歌手が目立つようになりましたが、こちらのターシャもそんなスタイルを持つ女性SSWです。1992年生まれ、三人兄弟の長女で、なんと英語の先生の肩書きを持っているとのこと。サウンド的にはフォーキーな欧米風ポップスやレゲエ、バラードなどで、マレイ語で歌っている以 …

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ELEENA HARRIS / TERLALI RINDU

期待の女性歌手が登場! 久々にマレイシアからキュートな女性歌手が登場してきました。現在19歳の若手女性歌手エリーナ・ハリスは17歳のときにタレント発掘コンテストで優勝し、その時審査をしていたDJ Fuzzのディレクションのもと制作されたのが本作。陽気なマレイ・ポップスが7曲収録されていて、自身も作曲を手掛けるなど、アーティスティックな才能も発揮しています。 …

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A. RAMLIE / SUASANA HATI

60年代のマレイシアに起こったポップ・イェ・イェのムーヴメントで登場したひとりがこのA・ラムリー。一見P・ラムリーのバチモンかと思いきや、結構高い実力を持つ歌手として人気を博しました。本作は70年代のムード歌謡風の楽曲が多く収録された編集盤。いま聴くとゆるーい感じがたまりません! (インポーター資料から) https://www.youtube.com/wa …

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LYANA / HATI KE HATI

マレーシア80年代終わりアイドルもの再発! 詳細は不明ですが、ラジャ・エマと同様、80年代に活躍をみせたアイドル系女性歌手。打ち込みサウンドがまだ新鮮だった時代らしく、元気なドラム・マシーン・サウンドが炸裂したポップスをここに披露。歌はあまり上手くありませんが、その分初々しさが感じられます。 (インポーター資料から)

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AHMED FAKROUN / 1974​-​79

ライの世界侵攻よりも10年も早く欧米でのブレイクを夢見た伝説のリビア人歌手「アラブの一人ビージーズ」ことアフメド・ファクルーン。1974年にロンドンで録音された幻のアラビック・ファンク名曲「Awendy」を含む、1974年〜79年の録音集CD&LP再発。レゲエ~ファンクを取り入れた前半と、カビール歌謡のようなフォーキーな後半。アラブ版「I shot the …

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GASPAR CLAUS & CASPER CLAUSEN / S/T

字面を見るとほとんど同じような名前の二人、ガスパール・クラウス(cello)とカスパー・クラウセン(vo) この二人の出会うべき運命が綴られた CD の解説文が伝奇小説の面白さ。ドイツとデンマークの両家のそれぞれの祖父が 1954 年年頭に、互いに見知らずにリスボンの同じ場所にいて、名状しがたい強い エモーションに襲われ、そのことをおのおのの日記に書き残して …

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LOUIS WINSBERG & JALEO / FOR PACO

Sixun のギタリストということで「フュージョン系」と思われているかもしれないルイ・ウィンズベルグ は、マルセイユ生れ、12 歳で土地のジタンたち(その中にはロス・レイエス=後のジプシー・キングス もいた)からギターを教わったというのがギターとの出会い。アンダルシアが血肉化してる。2001 年 から彼の大所帯プロジェクト「ジャレオ(ハレオ?)」はフラメンコ …

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LAS HERMANAS CARONNI / BAGUALA DE LA SIESTA

双子姉妹ラウラ&ジャンナ・カロンニの 2011 年発表のファーストアルバム(2年前から廃盤・入手不能) を全面的にリミックス/リマスターした新装盤。新たに 48 ページブックレット(英仏西語解説・歌詞訳) を追加。(エクスポーター資料から)

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