2007年6月29日 久々です!エチオピアCD(非CDR!!)〜少しだけ、まとまって入荷しましたので、ご紹介しておきます。
1 ←裏ジャケです。こっちの方が可愛いのに...。
<1> HAMELMAL ABATE / GIZE MIZAN (AMEL PROD.) CD¥2950
地元アディスで人気の実力派女性歌手ハメルマル・アバテ2006年の新作です。当店ではこの人、初入荷となりますが、う〜ん、この作品はイイですね、素晴らしい!もっと、たくさん輸入すれば良かったと後悔しきりです(もちろん品切れたら、また入荷努力致しますが...)。何がそんなにイイのかと言えば、バックがイイ!全曲でブラス多用、久々ですよ、エチオピアのドメスティックな録音で、あの独特にウネるエチオ系サックス/ブラスがバッチリ聞こえる作品は、しかもヴォーカルも当然イイわけで、打ち込み/エフェクトは控えめ、ワシント(縦笛)やクラー(竪琴)も加わるトラッド調から、R&Bテイストも加わったスピード感あふれるエチオ・ファンクまで、ミスティックかつオリエンタル、そしてファンキーな演奏で存分に楽しめる作品です。往年のエチオ・グルーヴがシャープに蘇った感さえあります。オススメできます!
>>http://youtube.com/watch?v=5eEJyZ5r2EA
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<2> BIRTUKAN DUBALE / ALEN GUADY (NAHOM) CD¥2950
<3> ABBY / HELLO ETHIOPIA (NAHOM) DVD¥4150
<4> MAHMOUD AHMED / LIVE IN TRONTO (HA-GEEZ) DVD¥4150
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MAHMOUD AHMED / YITBAREK 2nd edition (NAHOM) CD¥2950
<6> CEREMEW ASSEFA / NITSUNESH 2007 (ALPHA) CD¥2950
<2>も在エチオピア女性歌手の2006年新作〜こちらは昨年来、当店で扱いご好評をいただいたゲネット・マスレッシャの後輩歌手という感じですね。打ち込みで補強された民俗楽器アンサンブル系のバックもそっくりです。ヴァイタルながらキメの細かい伝統的な唱法が、なかなか魅力的です。
<3>は在ワシントンのエチオピアン・コミュニティーから登場したセクシー系人気若手女性歌手の2006年リリース新曲クリップ映像を収めたDVDです。エチオ風味が仄かに漂うトラックで、エチオピア語のR&B/ラガを聞かせてくれます。ゲストにエチオ系レゲエ・シンガーの BISRATGARDEW エチオ系ラッパー NATI HAILE も登場します。
<4>は御大マハムッド・アハメッドの2005年作品、サックス含むバンドを従えてのトロントでのライヴを収録したDVDです。淡々と往年のヒット曲を歌い綴るステージ上のアハメッドが映し出されるだけですが、聴衆のジワジワと盛り上がる熱気も伝わり、見応えあるライヴ映像だと思います。エチオピアのオーティス・レディングとも言われるアハメッドですが、もし、オーティスが生きていて、歳を経てトロントあたりでライヴをやったら、なるほどこんなステージになったかも知れませんね。仏BUDAレーベル新譜の首都アディスに於けるアハメッドのライヴDVDもそろそろ入荷すると思いますので、併せてお楽しみいただけたら、と思います。
<5> はアハメッドの今のところの最近作2004年リリースのCD本邦初入荷品です。既に品切れなのか、極端に少ない入荷数でしたので、これを記している時点であと1点しか残っていませんが、次回入荷をご期待いただければ幸いです。毎度、申し訳ないです。
<6>は現地エチオピア2007年最新盤の男性歌手、なんだか懐かしいような打ち込みトラックにおいて、そのまんま細川たかしのように、ペンタトニック・フレーズをきっちりディープなコブシ使いで歌ってくれる男性 "演歌" 歌手です。なごめます。...あるいは、スーダン音頭にも似ているかも知れません。
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<7> HABETU NEGATU / ETHIOPIAN TRADITIONAL - INSTRUMENTAL MUSIC (FEKER) CD¥2450
<8> ABIYU BERLIE / POETRY, MIRACULOUS VILLAGE (BLUE NILE A.T.) CD¥1850
<7>はエチオピアの伝統的な縦笛=ワシントによるインスト・アルバムです。ちょっとかすれた、尺八にも似た音色ながら、ゆったり、ほのぼのとした演奏を、簡易な打楽器、弦楽器アンサンブルとともに聞かせてくれます。エチオピアの田園風景が目に浮かぶようなCDです。
<8> こちらはちょっと意味不明なCDなんですが、けっこう聞きもののワシント&エフェクト系トラックにおいて、エチオピア語の詩が朗読される内容。叙事詩、なんでしょう、何か物語りが綴られているような気もしますが、まったくわかりません。が、なんだか、聞いているうちに、これはこれで、ものすごくエチオピア風情漂うCDだなあ...、と感心しました。ま、勝手に感心してろよ、ということになりますが。
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<9> BEZNESH BEKELE / THE GREATEST HITS OF (AFRREC) CD¥3150
<10> TESHOME MITIKU / YESTERDAY AND TODAY (EMBILITA) CD¥3150
<9> 正直なところ、このCDを売りたいがために敢行した今回のエチオCD入荷なんですが、既に、現地/北米ともに、ほぼ品切れとのことで、僅少入荷、申し訳ありません。(昨年、現地土産のカセットで久保田麻琴さんからいただいて愛聴して来たアルバムなんですが、しっかしこのCD、カセットよりも全然、音が悪いのは、なぜ?)〜内容としては、1960年代エチオ・グルーヴィー歌謡の真骨頂、松竹大映日活のサントラみたいなペンタトニックなブラス・バンド・スタイル炸裂のド演歌ファンク&かしましいバラード集です。エチオピーク・シリーズにも1曲だけ収録されていた幻の女性歌手ですが、当時、最高の人気を誇ったそうです。...で、もう、こうなったら、いっそ国内盤化してしまおうと(もっとイイ音で!)、そっち方面に問い合わせ中ですが、まあ、どうなることやら、ですね。乞うご期待!
<10> 若き日のバンド=ソウル・エコス・バンドは既に伝説的?ですね...、60年代から歌い、一時活動停止状態でしたが、90年代半ばに復活したヴェテラン男性歌手=テショーメ・ミチク、この1999年リリースCDは60年代の旧録にプラスして新録も収めたカップリング盤です。が、こちらのCDも、再プレス待ち状態ということで、廃盤ではないんですが、僅少の入荷となりました。〜近年の再活動の成果は、既に入荷済みのUS盤=TESHOME MITIKU / TOPIA'S DELUGE でも確認できますので、よろしくどうぞ、とは言うものの、やっぱり、どうしたって近年の録音より、60年代の録音に耳が行ってしまうわけですが...。
というわけで、↓以下のCDも再入荷しています。ジェケをクリックして下さい。コメントが出ます。
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