□FABURIZIO DE ANDRE/
I CONCERTI TUTTI I TOUR DI FABRIZIO DE ANDRE in 16CD
8 CONCERTI INTERI + UN LIBRO FOTOGRTAFICO di 192 PAGINE 再発見した思いなのが、
ファブリツィオの8つのコンサートを16枚のCDに収めた集大成ボックスで、
ファブリツィオ漬になり、表現者としてのファブリツィオの魅力にどっぷりと浸りました。
さらに豪華な本は、貴重な写真が満載で、
コンサート制作の細部に一緒に入り込んでいくような臨場感に溢れる丁寧な仕事ぶりに脱帽です。
□GEORGE DALARAS/TI THA PI ETSI INE ダラーラスの新譜はダラーラスの魅力全開で、
そのスケールの大きさに圧倒される。
ギリシアというより汎地中海的なスケールで展開され恍惚感に包まれる。
一番好きなダラーラスのアルバムになるかもしれません。
□JOSE ANTONIO MENDEZ/ESCRIBE SOLO PARA ENAMORADOS 今年はfeelin’に癒された一年だった。
とりわけ、ホセ・アントニオ・メンデスの2ndの復刻が嬉しい。
1曲目“SI ME COMPRENDIERAS”は、いつ聴いても心洗われる名曲名演名唱である。
「永遠」に出会うというのは、こういう瞬間を体験することなのかもしれないなんて思います。
□HASSANN HAKMOUN/SPIRIT ハッサンのライブ会場でのみ販売していたというCDは、
呪術的なトランス感覚に包まれる作品で、
晩年のドン・チェリーのトランペットと絡み合いまで記録され、
聴きどころが多く、適度に力が抜けているのが魅力です。
□ARESKI BELKACEM/LE TRIOMPHE DE L’AMOUR アレスキ・ベルカセム70歳の最新作は、おとなの魅力がにじみ出る2010年作。
あやしい巴里の夜を映して味わい深い。夜の酒を美味くする作品です。