□OPIKA PENSE AFRICA AT 78rpm
□MARISA MONTE/O QUE VOCE QUER SABER DE VERDADE
□SEUN ANIKULAPO KUTI & EGYPT 80
/FROM AFRICA WITH FURY:RISE
□GRATEFUL DEAD/EUROPE ’72 VOL.2
□PEDRO LUIS/TEMPO DE MENINO
□FAIRUZ/THE EARLY PERIOD OF FAIRUZ
□常味裕司/光り輝く街
□TINARIWEN/TASSILI
□ASTER AWAKE/CHECHEHO
□RANG RALIYAN
2011年は、新譜旧譜それぞれヴァラエティに富んだ出会いがありました。
古い音源で言えば、「OPIKA PENSE AFRICA AT 78rpm」が
圧倒的なボリュームと丁寧な仕事で、リイシュー関連の白眉でした。
装丁も美しくクオリティの高い仕上げで本当に驚きました。
アフリカ大陸の魅力は無尽蔵で底知れないことを痛感させられます。
新譜については、「MARISA MONTE/O QUE VOCE QUER SABER DE VERDADE」はブラジル新譜の中で、
もっともよく聴いた1枚で、現在ブラジルの最良の姿を聴くことができる充実した作品でした。
他にブラジルものでは「PEDRO LUIS/TEMPO DE MENINO」が、
しなやかでいて力強く聴きこむほどに良さが増してくる作品です。
選外ですが、他のブラジルものでは
・ADRIANA CALCANHOTTO/O MICROBIO DE BRASIL
・VINICIUS CANTUARIA & BILL FRISELL/LAGRIMAS
・BETH CARVALHO/NOSSO SAMBA TA NA RUA
内容は凡庸でしたが、ベッチの久しぶりの新譜は嬉しかったです。
「SEUN ANIKULAPO KUTI & EGYPT 80/FROM AFRICA WITH FURY:RISE」は、
アフロビート全開でアフリカものの新譜では、もっともハマった一枚です。
フェラのDNAを確実に継承する頼もしさを実感します。