SEPREWA KASA

アフリカで最初のポピュラー音楽といわれるハイライフを生み出したガーナでは、ヒップ・ホップとミックスされた“ヒップライフ”がメインストリーム音楽となっているようですが、その一方でハイライフのルーツを探究することで新鮮なサウンドを生み出したのが、このセプレワ・カサ〜サウンドの中心となっているのは、小型のコラのような弦楽器“セプレワ”〜かつては庶民から王様まで広く愛された楽器だったそうですが、現在ではその楽器の演奏者は激減したとのこと。本盤は、そんな幻の楽器を再生させたプロジェクト、ということで、その他、ギターや伝統楽器も使用してアクースティックな響きを大切に、飾らないコーラスによる歌声も加え、繊細なガーナＰＯＰを聞かせています。確かに今まで聞いたことのないような音ですね。