国内リリースされました!
マリのグリオ、カッセ・マディ・ジャバテの久々の新作です。1949年生まれというから、もう還暦を迎えるんですね、月日の経つのは早いものです...。で、この新作、特筆すべきは、エレキ・ギターやコラ、ンゴニ等によるポリリズミックな弦アンサンブルと、ジェンベ&ドラムスによるリズム陣の見事な呼応ぶり、曲によってフルートも加わり、素晴らしいライヴ感のあるトラッドなバッキングを聞かせています。そこにマンディングならではの女声コーラスに誘われ、ちょっとシブ味が増したように聞こえるカッセ・マディのヴォーカルが、いかにもグリオらしく通りよく響き、う〜ん充実していますね。彼のキャリアを代表するアルバムになったんじゃないかと思います。
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