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2010年5月2日 本邦初入荷(限定)ラオスのモーラム女性歌手たち〜★!!
というわけで、初ものですね、ラオスのモーラム...、もともとモーラムという歌謡音楽は、タイの北東部イサーンと北西ラオスの国境地帯に源を持つわけですから、ラオス側にモーラムがあっても何の不思議もないわけで、歌われる言葉もラーオ(ラオス)語、つまりタイのイサーン語とほぼ近似した言葉になるそうです(イサーン語もラーオ語も、タイ語の方言的性格を持つとされます)。
で、その音楽性、少なくとも今回入荷のアイテムで判断する限り、メロディーやリズム感も、タイ昨今のモーラムPOPと大きな変わりはなく聞こえます。ただしケーンを使う場面がほとんどないこと、あるいは、イサーン産のモーラムによく聞ける無拍子イントロ部分の即興歌も全然なくて、ま、聴きどころは少ないわけですね、やっぱり、そうなると...。
ほか、強いて指摘するならば、よりいっそうチープで、よりマンネリズム、特にアイデアも工夫もなく、型にハマッたサンタナ風ラテン・ビートによる演歌ムードたっぷりな音楽性、とでも言いますか...、歌い手ごとの個性というようなものも、そうそう聞こえて来ません。しかもCDRでこそないものの、質の悪い印刷の裏面白紙ペラ・ジャケ1枚、CDシングル用の薄っぺらなプラケースに入っているだけの無愛想な体裁〜とりあえず今回の入荷品、すべてそんな愛想無しスタイルで統一されています。
それじゃあ、まあ、何というか、イイところないじゃん、と、ご指摘を受けても仕方がないんですが、その工夫も意匠も個性も新機軸も何もないところ、そこんところが、実は“買い”なんじゃないでしょうか?
と、逆説めきますが、この、いわば“カラオケ派モーラム演歌POP”とでも言えそうなエキゾでラオスな歌世界...、場末のスナック、チーママ風情漂うラオスのモーラム女性歌手たち...、こーゆーことは普段はあまり言いたくないことの一つですが、彼女たちを取り巻く音楽世界には、日本のワールド・ミュージック・ファンが既に失っている何ものかが、今もって脈々と保たれているんじゃないでしょうか?
って、エーッ!そーゆー結論かい、何ソレ!?
いやあ、お客さん、怒らないで下さいねえ〜、
といわけで、すみませんでした。さすがにもう気の利いたことを言う気にもなりませんなあ...。
で、YOUTUBE や MP3 探しても、さすがに全然見あたりませんなあ...。
〜ご試聴ナシということで行っちゃって下さい(...でも、みんなホントいい娘ばっかり、歌もうまいんです)。
(ラーオ文字はタイの文字と成り立ちが違うそうで、当方のタイ駐在特派員も読めないそうです。で、彼がラオスはヴィエンチャンのミュージック・ショップで聞いて来たとおりに歌手名のみのカタカナ表記しかできないこと、お許し下さい。)
オール¥1850 ポッキリ、ご指名よろしく!
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<1>スティダン品切れ<2>ラッサミー品切れ <3>ラッサミー品切れ
<4>クラープ <5>ガイゲーオ <6>チャンペン <7>ブワグン ←この人物のみオヤジ系モーラム
以上、よろしく、どうぞ!って言われてもねえ....、
(でも実は、歌はみんなそこそこうまいし、モーラムらしさも感じさせます!これホント)
★
<番外>

サイポン 品切れ
なぜかクリップもあり !! 人気者か?
収録曲!!>>http://www.youtube.com/watch?v=eNDzr719UqU&feature=related
で、いきなり極端に人相の悪いグラサンのおっさんジャケットをアップしてしまいましたが、こちらは非モーラム系POPです、ユーロビートです。しかも、そのイケイケでチープなディスコ調打ち込みバックとまったく関わり合いも愛もない演歌調オヤジ・ヴォーカルを、イケてるつもりでクールに音程ハズして聞かせている点において、近年希に見る謎の音楽性に貫かれたヘヴィーな作品となっています。
って、怒らないでくださいね、お客さん。
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