ANNA HRYSAFI / TO GELEKAKI POU FOREIS

60’s single collection LP relesed 1972

アンナ・フリサフィ、1921年、小アジアからの帰還者を両親にアテネで生まれました。はじめ、裁縫の仕事につきましたが、数々の女性歌手を世に送り出したブズーキ奏者にして作曲家、マノリス・ヒオティスに歌い手としての才を認められ、1949年、現在も続く名高いロッシニオル酒場で歌うようになり人気を博します。1950年にはシングル・デビュー、1952年には映画にも出演、マノス・ハジダキスやメリナ・メルクーリ、ヨルゴス・ザべータスらともに、舞台にも上がるようになり50〜60年代を人気歌手として過ごします(本作の多くは50年代末から60年代にかけて吹き込まれたシングル曲集となります)。
アンナ・フリサフィはほぼ名のあるレベーティス全員と共演して来たことでも知られますが(ヤニス・パパイオアーヌ、マルコス・ヴァンヴァカリス、ソティリア・ベール、マリカ・ニーヌ、ヴァシリス・ツィツァーニス等々)、70年代後半のレベーティカ・リヴァイヴァルの際には再びクローズアップされ、1996年まで録音を残しています。
2013年に92歳で亡くなりました。
その癖のない抑制された発声で、大きな弧を描くような歌い口は、清々しくも哀感を深く湛えた貴重な歌声でした。

1 Το Παρελθόν Θυμήθηκα
2 Μ’ Αρνήθηκε Η Αγάπη Μου
3 Η Αδικία
4 Ο Τσολιάς
5 Κατηγορώ Τον Εαυτό Μου
6 Το Καφενεδάκι
7 Ο Πόνος Της Αγάπης
8 Το Δακτυλίδι
9 Έφταιξα Συγχώρεσέ Με
10 Το Γελεκάκι Που Φορείς
11 Δεν Έπρεπε, Δεν Έπρεπε
12 Φταίμε Κι’ Οι Δυο
13 Η Ψιχάλα
14 Αγαπάω Τον Ψαρά

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