「Roger Izeidi Presents Vita Matata with African Fiesta」
このアルバムは、1960年代前半のコンゴ音楽シーンにおける非常に重要な時期に焦点を当てた、歴史的価値の高いコンピレーションです。
①「African Fiesta」というバンドの背景
アフリカン・フィエスタは、コンゴ音楽のゴッドファーザー的存在であるジョセフ・カバセレ率いる伝説的バンド「アフリカン・ジャズ (African Jazz)」から主要メンバーが脱退して結成されました。脱退劇は、カバセレが結婚式を控えている間にバンドがヨーロッパツアーとレコーディングを強行したことで起こり、当時の音楽界隈では大きな事件でした。
新バンド「アフリカン・フィエスタ」は、以下の3人を中心に運営されました。
ロジェ・イゼイディ (Roger Izeidi): バンドの運営と自身のレーベル「Vita」の創設者。
ドクチュール・ニコ (Docteur Nico): 卓越したギター奏者。
タブ・レイ・ロシュロー (Tabu Ley Rochereau): 優れたボーカリスト。
②「Vita」レーベルと音源の特徴
アルバムタイトルに含まれる「Vita Matata」の「Vita」は、ロジェ・イゼイディが1963年5月から1966年初頭にかけて運営していた自身のレーベル名です。このレーベルはアフリカン・フィエスタの楽曲発表の唯一の場であり、驚異的なペースでシングルをリリースしていました。
収録されている音源の特徴は以下の通りです。
アフロ・ラテン・サウンド: 当時キンシャサ(旧レオポルドヴィル)で流行していたアフロ・キューバン音楽の影響を強く受けています。ルンバ・リンガラ、マンボ・エスパニョール、チャチャ・キューバン、ボレロなど、様々なジャンルを横断しています。
コンゴ黄金期の空気感: 活気あふれるキンシャサのバーや市場、ラジオ局を通じて急速に広まった当時の熱気を今に伝える録音です。ドクチュール・ニコによるハワイアン・ギターの独特な響きも特徴的です。
未発表・稀少音源の宝庫: 多くの楽曲がこれまでディスコグラフィー研究者にも知られていなかった非常に希少なもので構成されており、当時のファンにとっては「ビートルズが『ラバー・ソウル』と『リボルバー』の間に別のアルバムを録音していたことを知るようなもの」と形容されるほどの発見です。
③ リリース形態とブックレット
今回のPlanet Ilungaからの復刻は、単なる音源の寄せ集めではありません。
豪華ブックレット: 16ページ建てのブックレットが付属します。
詳細な解説: ブックレットには、「Vita」レーベルとアフリカン・フィエスタの歴史、コンゴのジャーナリストによる楽曲解説、レーベルのカタログなどが含まれており、当時の文化背景を深く理解できます。
正規の許諾: ロジェ・イゼイディの相続人から正式なリリース許可を得ており、信頼性の高い公式音源です。
発売日は、現時点(2025年12月)で、多くの海外レコードショップでは2025年12月19日頃となっています。
このアルバムは、コンゴ音楽の深い歴史を掘り下げたいファンにとって、まさに待望の決定版と言えるでしょう。
〜以上、相変わらず、バタバタしておりますので(いつもですが)、試しにaiにコメント頼んでみたのでした。う〜ん、なんだか、ナカナカですねえ…なお、当方コメントは後刻(ヒツヨーねえ!って言われそーですが?)〜
というか、>★こちらで詳しく解説されていたのでした(無断リンク陳謝&感謝)!
Disc 1
A1. Biguine Willy (Willy – Vita 28) Biguine
A2. Oh Esto Y De Irvaba Cumabo (Eduardo De Veracruz Vinagre Et Son Orchestre, acc. Fiesta – Vita 70) Mambo Espagnol
A3. Saoco (Rosendo Ruiz Jr., arr. African Fiesta – Vita 56) Guaracha Cubain
A4. En Guantánomo (Juana González, arr. African Fiesta – Vita 8) Son Montuno
A5. A. M. Decantonio (Roger Izeidi – Vita 20) Son Montuno
A6. No Me Persigas (arr. African Fiesta – Vita 62) Cha Cha Cubain
B1. Mama Egée (Roger Izeidi – Vita 59) SHOWCASE/RUMBA LINGALA
B2. Vivo Africa (Roger Izeidi – Vita 9) SHOWCASE/RUMBA LINGALA
B3. Ngonga Ebeti (Depuissant – Vita 25) SHOWCASE/RUMBA LINGALA
B4. Minge Rumba Fiesta (Rochereau – Vita 100) SHOWCASE/RUMBA LINGALA
B5. Matulekele (Fraccasseur – Vita 28) Folklore
B6. Mitele Ngo Mama (Willy – Vita 32) SHOWCASE/RUMBA LINGALA
Disc 2(CHA CHA CHA/BOLERO)
C1. African Negra (Mujos – Vita 21) CHA CHA CHA/BOLERO Indubil-Lingala
C2. Rithmo Ya Suka (Rochereau – Vita 5) Cha Cha Lingala
C3. Seis Linda Cubana (arr. African Fiesta – Vita 51) Son Cubain
C4. Mi Amor (Rochereau – Vita 63) CHA CHA CHA/BOLERO Espagnol
C5. Sabrosito (Faugus – Vita 77) CHA CHA CHA/BOLERO Indubil Lingala
C6. Nadie No Puede (Pablito – Vita 60) Cha Cha Espagnol
D1. Nella Negrita (Mujos – Vita 33) CHA CHA CHA/BOLERO Lingala
D2. Arsene Diongue (Rochereau – Vita 19) CHA CHA CHA/BOLERO Lingala
D3. Liliane Yo Nsomi (Willy – Vita 48) CHA CHA CHA/BOLERO Lingala
D4. Yve Ya Fabien (Kwamy – Vita 132) CHA CHA CHA/BOLERO Lingala
D5. Tu Te Rappelles (Kwamy – Vita 130) CHA CHA CHA/BOLERO Français
D6. L’Edera (Natalino Otto, arr. Armando Grazi & African Fiesta Vita 113) CHA CHA CHA/BOLERO Italien

DOCTEUR NICO & AFRICAN FIESTA SUKISA / DOCTEUR NICO Presents AFRICAN FIESTA SUKISA 1966-1974
AFRICAN JAZZ, O.K. JAZZ, AFRICAN TEAM / AFRICAN JAZZ INVITES O.K. JAZZ
V.A. / THE SOUL OF CONGO, Treasures of the Ngoma label LP edition
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