GIORGOS ZIKAS, DIMITRIS ZERVOUDAKIS ‎/ MIA ZOI STIN IDIA TAXI


ブズーキ奏者で作詞作曲家、テッサロニキのヨルゴス・ジカスが2019 年に亡くなっていたと知って(1949年生まれなので、享年70歳)古い愛聴盤をオーダーしてみたら、入荷してきたのでした。
ジカスといえば、>こちらマリオとの名盤で、レベーティカ〜ライカ好きの当店顧客の皆さんにも知られているかと思いますが、もともとは16歳で学業をやめファンション・デザイナーの道を目指すものの、一時、軍に入隊、除隊後はパリに渡り改めてデザイナーを目指し、宝飾デザイナーとなって帰郷、傍らテッサロニキで幾つかのバーを経営していたそうです 。が、70年代の終わりにブズーキを手にし夢中になり、作詞作曲家としても活動開始〜エレーニ・ツァリゴプール(彼女にとってのデビュー作)やマリオ、ソフィア・パパゾグルやカテリーナ・クーカ、そしてグリケリアといった、実に当店好みのテッサロニキ出身、もしくは在住の女性歌手達と共作(コンポーザーズ・アルバム)をリリースして来たのでした。
あるいはテッサロニキの男性歌手とも、コスタス・マケドナスや、そして本作、>ディミトリス・ゼヴダキスという、録音当時として、渋い若手達との共作もリリースしています。ジカス本人はあまり歌いませんが、本作では2曲歌っていて、うち1曲 “I Áscheti” ではソロでレベーティス伝来の喉を聞かせています。ディミトリス・ゼヴダキスはどちらかと言えばフォーキーな歌手ですが、イイ歌い手であることは違いなく、本作でも、なんというか、ニコス・パパゾグルを少々若々しくしたような歌を存分に聞かせてくれますよ。コーラス、及び一曲ソロで “Xecheimoniázei” を歌っている>マリア・フォティウも、ここではリキミのない涼し気な歌い口でラテン調ライカを歌っていて、懐かしいような街角の夕暮れ、さあ、いつものように、これから一杯行きますか?という感じにさせてくれたりするワケです。
という、やや、いい加減な一文を持って、遅ればせながら、遠い東の島国から、ヨルゴス・ジカスの冥福を祈りたいと思います。

1 Dimítris Zervoudákis /Theoría Kai Práxi 3:29
2 Dimítris Zervoudákis /Megálos Eínai O Kósmos 3:15
3 Dimítris Zervoudákis / Óla Échoun Gínei 4:14
4 Giórgos Zíkas I Áscheti 3:24
5 Dimítris Zervoudákis / Apokleisménos Sti Saloníki 4:14
6 Dimítris Zervoudákis / Toxovóloi 2:57
7 Dimítris Zervoudákis / Navagós Stin Agápi 3:35
8 Giórgos Zíkas, Manólis Páppos, Dimítris Zervoudákis / To Cháli Mas 2:57
9 María Fotíou / Xecheimoniázei 4:15
10 Dimítris Zervoudákis /Se Katástasi Kindýnou 3:14

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