南部式 / 日本のうた

口上一つで心沸き立ち、ゴッタンベンベン身体を揺する。
ヒップホップやブラック・ミュージックを聴いて育ち、
てきやの口上に啖呵、板三味線ゴッタンとの出会いから生まれた南部式。
自らのルーツと南九州の土着文化で、どっこいしょとうたを生み出した。
これぞ型無しゴッタン新民謡。決定版に偽りなし。
「民謡もクソもねえから、聞きな!」と始まるブルーハーツの名曲「ナビゲーター」が、沖縄のカチャーシーのリズムに乗ってうたわれ、奄美の竪琴奏者盛島貴男によるトーキング・ブルースはまるで呪文の様。
一体これらのうたは、いつ生まれ、どこでうたわれていたのか。
南部式の音楽は、時間を止める。

■曲目
1. ソウルフラワーハンヤ
2. ドンドコショ
3. テンテケ
4. そいそそそい
5. 芋蔓座頭
6. ざ梵ダンス
7. 村景色
8. パンクロック音頭
9. 好きなだけ
10. あくまき堂
11. 続ハンヤ節
12. はまさき
13. ナビゲーター
14. 古稀ペロチャンブルース
15. オタミ口説き

■参加ミュージシャン
盛島貴男
utoto

【南部式(寺原仁太)】
10代はパンクロック少年として過ごし、高校卒業後は福岡にてHIPHOPDJとして活動し、djバトル大会で優勝も果たす。
ブラック・ミュージックの影響のもと、ルーツを辿る流れで日本のルーツ・ミュージックと向き合う中、 生業でもある整体師として東洋医学を学ぶ中でアジア、日本、そして己とは何ぞや?を掘り下げる。
タートルアイランドと出会いがきっかけとなって、DJを止めてギターを弾き唄いだす。
そして、311をきっかけにルーツを求めて生まれ育った南九州鹿児島に引っ越す。
奄美島唄と出会い薩摩と奄美の歴史を知る。
島唄を習いながらもリアルなものとして感じられず、そんな時に板三味線ゴッタン奏者 荒武タミを知り、 蛇皮線からゴッタンに持ち替える。
ゴッタン奏者である故荒武タミを知る。
南部式の結成。
型の無い自由な庶民の楽器、大工が家を建てた余りの派材で作る楽器に惚れ込みゴッタンで曲を作り始める。また曾祖父が香具師だったこともあり、ラップ・ミュージックとして日本の啖呵や口上、講談、落語が、南部式が目指す音楽と重なり合い、南部式啖呵や漫談が生まれてくる。
同時期に鹿児島県姶良市山田村にて廃虚となったJA跡地を借り山田村文化センターをオープンし、センター内に畳三畳の芋蔓座という高座を作り芋蔓寄席をスタート。今までに盛島貴男、永山愛樹、切腹ピストルズ 、サカキマンゴー、三遊亭歌之助らが出演している。
そんな流れで全国津々浦々活動中。

〜以上、メーカーインフォより

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