モザンビークはイニャンバネ州ムバラデニ、生ビールの製造で有名なザヴァラ地区の音楽家、ヴェナンシオ・ムバンデ、１９３３年生まれ、長年、南アフリカの鉱山労働者として出稼ぎしていましたが、１９９５年にモザンビークへ帰国、以降、次第にチョピ人の木琴、ティンビラ弾きとして有名になります。そして、こちらが最初のアルバム、ヴェナンシオは７０歳になっていました（２０１５年に亡くなっています）。
この作では複数ティンビラのポリリズミックでサワリ響きまくりのアンサンブルを中心に聞かせるほか、奔放極まりないその歌声も時折、聞かせます。騒がしい、というか、大迫力です！ヴァイタルです。