V.A. / POUR ME A GROG, the funana revolt in 1990s cabo verde

カボヴェルデといえば、哀愁のモルナと相場は決まっているのですが、伝統系ダンス音楽、コラデイラや、そしてなんと言っても庶民派ダンス音楽(植民地時代には禁止されていたという)、フナナーを忘れてはいけませんね。とはいえ、フナナーの存在証明とでも言える、ザディコやクンビアにも通じるアコーディオンの演奏がうやむやになってしまった観のある最近のフナナーはともかくとして、そう、こんなフナナーが聴きたかったというコレクション!流石というべきか、北米 OSTINATO がリリースしてくれたわけです。なかなかCDが入荷しないフェロー・ガイタの1曲目(ちゃんとトレードマーク?の法螺貝吹奏もきけますよ!ちなみに“ガイタ”とはアコーディオンのこと)から、アナログアフリカから出ていたビトーリの曲や、その曲の相方でもある、ビートの効いたフナナーでシャウトするラストのフェフェ・ジ・カルビチェーラ(イタリア系?初めて聞く名前です)まで、充実のラインナップですよ!

1.Ferro Gaita – Rei di Tabanka 04:39
2.Etalvinho Preta – Mulato Ferrera 03:47
3.Tchota Suari e Chando Graciosa – Nha Boi 06:21
4.Avelino e Orlando Pantera – Nha Lutcha 05:22
5.Peps Love – Pom Um Grogu 06:30
6.Bitori e Fefé di Calbicera – Mô Na Máma 04:32
7.Orlando Pantera – Rabidanti 05:01
8.Fefé di Calbicera – Tra Tchapéu 04:19

go top