エヴァン・パーカー 土取利行 ウィリアム・パーカー / THE FLOW OF SPIRIT

森霊のドラミング。世界的パーカッショニスト土取利行。
極北の神秘。サックス奏法の革新者、エヴァン・パーカー。
黒い霊樹。前衛詩人のベーシスト、ウィリアム・パーカー。
2015 年東京、草月会館で行われた
この日英米を代表する世界最高峰の即興演奏家3人による
白熱のフリージャズライヴが待望のCD化!

■ Evan Parker エヴァン・パーカー
(テナー・ソプラノ・サックス)
■ 土取利行 Toshi Tsuchitori (ドラムス、パーカッション)
■ William Parker ウィリアム・パーカー
(ベース、グンブリ)

収録曲:
1. インプロヴィゼーション1
2. インプロヴィゼーション2
3. インプロヴィゼーション3
4. インプロヴィゼーション4

2015 年7月22日
東京草月会館ライヴコンサート

★Evan Parker エヴァン・パーカー(テナー、ソプラノサックス)
1944 年英国・ブリストル生まれ。66 年ジョン・スティーブンスのスポンティニ アス・ミュージック・アンサンブルに参加。60 年代後半、ペーター・コバルト との出会いからドイツでも活動するようになり、即興演奏家として頭角を表す。 70 年代にデレク・ベイリー、トニー・オクスリーらと「INCUS」を設立。同年、 現在も続くアレクサンダー・フォン・シェッペリンバッハ・トリオに参加。複 数の音を同時に出すマルチフォニックスと循環呼吸を融合させた独自の奏法を 開発、70 年代末には革新的な即興サクソフォニストとして名を馳せる。また、 90 年代半ばにはエレクトロニクス・アンサンブルでの活動をスタートさせた。 CD『Evan Parker, Derek Bailey,Han Bennink/The Topography of the Lungs』 『Monoceros』『Evan Parker Electro Acoustic Septet』など多数。

★Toshi Tsuchitori 土取利行(ドラムス、パーカッション)
1950 年香川県生まれ。70 年代より前衛ジャズドラマーとして近藤等則、高木元 輝、阿部薫、坂本龍一らと活動を共にする。75 年音楽評論家間章プロデユース による日本のフリージャズユニットEEU 結成直後に渡米。ドラムの革新者ミル フォード・グレイブスとの知己を得る他、パリに渡りスティーヴ・レイシー、 デレク・ベイリーら即興演奏のパイオニアたちと共演。同時に20 世紀を代表す る演出家ピーター・ブルックの国際劇団の主要作品の音楽を40 年間にわたって 担当。アフリカ、中近東、インド、東南アジアなどの民族音楽の渉猟、習得を 継続しながら、83 年より「銅鐸」「サヌカイト」「縄文鼓」など古代楽器の調査 演奏に取り組む。87 年三絃奏者桃山晴衣と共同で郡上八幡に「立光学舎」設立。 日本芸能の復活にも力を注ぐ。CD『Dissapointment Hateruma/土取利行・坂 本龍一』『Improvisation/デレク・ベイリー、土取利行ほか』『メディテーション・ アモング・アス/ミルフォード・グレイヴス、土取利行ほか』『アジャガラ・ドラ ムソロ』ほか多数。

★William Parker ウィリアム・パーカー(ベース、グンブリ)
1952 年ニューヨーク市ブロンクス生まれ。71 年に演奏活動を始め、当時のロフ トジャズの支えてとして活躍。80 年から91 年までセシル・テイラー・ユニッ ト、またサックスのディヴィッド・S・ウェアカルテット、90 年代に入ってか らはマシュー・シップのグループでも演奏。ペーター・コバルトやペーター・ ブロッツマンをはじめとするヨーロッパの即興演奏家との共演も多い。リーダ ーとして、コンポーザーとして、後進の育成者として自在な力を発揮している。 96 年からニューヨーク市で毎年開催される即興音楽を中心としたダンスやヴィ ジュアル・アートも含めた総合的なイベント「ヴィジョン・フェスティバル」 の主催メンバーの一人。CD『 Essence of Elington』『Live in Wrolove』 『Wood Flute Songs』『Chenge of Seasons/ビリー・バング、土取利行との共演』 ほか多数。

〜以上、メーカーインフォより

▽参考