TITO PARIS / MIM E BO


1963年、カボヴェルデ生まれ、従兄弟にはあのカヴァキーニョ奏者のバウがいます。十代からギターを弾き、14歳の時にギタリストとして初レコーディングを体験しているそうです。19歳の時にキング・オヴ・モルナ(カボヴェルデのバラード系歌謡)、バナの招きに応じてリスボンへ移住、その後、従兄弟のバウとともに結成した Os Gaiatos のメンバーとしてリスボンのカフェやクラブで演奏活動するかたわら(後年セザリア・エヴォラのバックをつとめることにも)、1987年に自己名義のファースト・アルバムをリリース、で、この2017年作は15年ぶり(!)5作目の自己名義オリジナル・スタジオ録音アルバム(ほか2作のライヴ・アルバムと共作1点あり)ですから、実に久々の作ということに。ところで、当店的にティト・パリスといえば、ネロ・カルヴァーリョの13年作に参加>こちらの曲が印象深いわけですが、とにかくその潮サビたような歌声、いかにもアンゴラのセンバ歌手やブラジルのサンバ歌手にも通じるようなポルトガル語の歌い口に魅力を感じてしまうわけで、モルナやコラデイラ、あるいはフナナーといったカボヴェルデならではの様式性、旋律を聞かせながらも、リスボンにとどまっていることも関係があるのか、その歌がガボの歌の美意識のあり方だけに閉じていないような感じ、そこもまた魅力といえるでしょうか?>★

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