TAXI SAUDADE / BOSSA CHICHIBU


★タクシー・サウダージ / ボッサ・チチブ

以前、あるレビューで彼のことを「ジョアン・ジルベルトの歌が他のボサノヴァ・シンガーと別次元であるように、タクシー・サウダージはタクシー・サウダージでしかない」というようなことを書いた。その印象は3作目にしてもまったくぶれていないし、ますます磨きがかかっているようにさえ思える。日本独自の、いや、秩父ならではのオリジナル・ボッサの世界をご堪能いただきたい。(栗本 斉によるライナー・ノーツより)

●2014年7月に、還暦で発表されたデビュー作『JA-BOSSA』が大きな話題を呼び、その翌年に発表したセカンド作『BOSSA-MONK』で、さらなる進化(深化)を見せつけてくれたタクシー・サウダージ。待望のサード作の登場です。
●前2作で、名だたる評論家から評価され、時にはあのジョアン・ジルベルトを引き合いに、ボサ・ノヴァというスタイルを越えたオリジナリティと、言葉と音楽に対する研ぎ澄まされた感性を絶賛されました。
●本作は、タクシー・サウダージの代名詞とも言える“日本語によるボサ・ノヴァ~サンバ”を深化させながら、前作では収録曲の半分だったオリジナルを、今作では11曲中7曲と比重を高め、そのスモーキーかつシルキーな独特の歌い口で独自の世界を聞かせてくれています。
●残る4曲のカヴァー曲は、9「カーニバルの朝(今回は「くちづけ」というタイトルで収録)」ノエル・ローザの名曲、2「やるせない思い(Feitio de aracao)」というブラジルの曲に、バート・ハワードのジャズ・スタンダード、3「月よりも遠く(フライ ミー トゥー ザ ムーン)」、さらに、三原民謡の4「牛追い唄」という選曲。前3曲は、もちろん全てタクシー・サウダージによる日本語歌詞が付けられています。そして、「牛追い唄」は、尺八を使いつつも完全にボサ・ノヴァ化に成功しています。
●前2作同様、秩父のStudio JOYで録音~ミックスし、マスタリングは久保田 麻琴氏が担当しています。

曲目表:
1. ボンボンボン
2. やるせない思い(Feitio de aracao)
3. 月よりも遠く(フライ ミー トゥー ザ ムーン)
4. 牛追い唄(三原民謡)
5. あの日あの時
6. いとしいハゲ頭
7. とけた雪のように
8. マナマナ
9. くちづけ(カーニバルの朝)
10. 悲しい時は
11. 神話
〈作詞・作曲〉
1、5、6、7、8、10、11:タクシーサウダージ作詞・作曲
2:作詞・タクシーサウダージ/作曲・ノエル・ローザ(Noel Rosa)
3:作詞・タクシーサウダージ/作曲・バート・ハワード(Bart Howard)
4:作者不明 /編曲 タクシーサウダージ
9:作詞・タクシーサウダージ/作曲・ルイス・ボンファ(Ruiz Bonfa)

メンバー:
タクシーサウダージ:ボーカル・ギター
服部 正美(はっとり まさみ):ドラム・パーカッション 1,2,5,6,7,9,10
岡部 洋一(おかべ よういち):パーカッション 1,3,4,8,11
小山 謙吾(こやま けんご):ベース 3,4,5,6,7,9,
八尋 洋一 (やひろ よういち):ベース 1,8,10
宮野 裕司 (みやの ゆうし):サックス 3,7
佐野 聡 (さの さとし):キーボード・ハーモニカ、トロンボーン・フルート 1,2,6,7
秋岡 欧(あきおか おう):バンドリン・カバキーニョ 5,9,11
新井 政輝(あらい まさてる) キーボード 10
田ノ岡 三郎(たのおか さぶろう):アコーディオン 10
青木 由貴(あおき ゆき):尺八 4.11
牧瀬 敏(まきせ さとし):ダルブッカ 1
成田 忍(なりた しのぶ):エレキギター 9

〜以上、メーカーインフォより

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