ERNEST SNAJER, MATIAS ARRIAZU / DE DOS ARGENTINOS

過日マリアノ・ティキ・カンテーロ(アカ・セカ・トリオ)が参加した流暢なコンテンポラリー・フォルクローレのアルバム「Petei Pô」を発表している8弦ギター奏者のマティアス・アリアスが間髪入れず、アルゼンチン・ジャズ・ギター界のマエストロ – エルネスト・スナヘールとのギター x ギター・デュオ・アルバムを発表。テクニカルなパッセージが足取りも軽やかに弾む至極のフォルローレ・ギター作品。

ペドロ・アスナールやリリアナ・エレーロにレオン・ヒエコ、アルゼンチンの大御所たちとの共演に加え、北欧ジャズのギター奏者パレ・ヴィンフェルトとの共演盤が敬愛するジスモンチのECMからリリース、国際的なギター・フェスに幾度も参加しているエルネスト・スナヘール。一方、女性S.S.W.セシリア・パウルの作品プロデュースを機に一躍注目を集め、ティキ・カンテーロが参加した「Petei Pô」の澄んだヴォイシングで高評を確固たるものとしたマティアス・アリアス。このふたりの共演作は、ミロンガにチャカレーラ、サ(za)ンバ、ビダーラとアルゼンチン音楽のルーツ・リズムを用いながら、アリアス作”Pal Beiletîn”以外はすべてスナヘールの自作曲をレパートリーとするアルバムで、どちらも国内の同じギター・ルシアー – エステバン・ゴンサレスのギターを用いるという、”アルゼンチンのギター”ということにこだわって制作されています。ショーロでの7弦ギターのように、8弦のアリアスがベース・ラインを担いますが、スナヘールの速いパッセージに呼応しながら繰り広げられる技の応酬は、組み合わさることで躍動するリズムを織り成し、”El estaño de los peces”ではクワイエットなジャズの美しいヴォイシングをも体現。(サプライヤーインフォより)

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