SILVESTRE MENDEZ


1940年~1950年代、好景気で活気づいたメキシコ、特に首都シウダ・デ・メヒコ(メキシコ・シティ)には、多くのキューバ人ミュージシャン、プレス・プラード、ベニー・モレー、エル・グラン・フェジョーベ、キコ・メンディベなどなどが出稼ぎや移住のためやって来ました。その中でも割と早くからメキシコに拠点を移して成功したのが、このシルベストレ・メンデスです。やはりキューバ脱出組のモンゴ・サンタマリーア、フスティ・バレートとは、従兄弟同士と言います。古くからのキューバ~ラテン・ファンには、SEECO盤『ORIZA』が、中村とうよう氏が高く評価したことなどによって有名ですが、こちらは、メキシコ・コロンビア盤のレア・アルバムのリイシューです。『ORIZA』とは違い、全曲小気味良いソノーラ編成(ブラス・セクションがトランペットだけ)の楽団をバックに、軽快に歌っています。このバックは、ソノーラ・マタンセーラじゃないかという人もいるほどに、バックの演奏も素晴らしいものです。ソノーラ・マタンセーラもメキシコにはよく来ていたし、メキシコ・オルフェオンなどに多くのアルバムを残しているので、あながち間違いとは言い切れないのも事実。
それはさておき、本アルバムは、レアで中古アナログ市場では高値で取引されています。さらに嬉しいのは、LP収録の全10曲の他、2曲(「Negra Sensual」「Qué te Pasó」)も追加復刻されていることです。バックの演奏や録音状態もLPの収録曲と親和性が高いので、ひょっとするとシングルだけで発売されたものかも知れません。(クリストバル・アヤラのディスコグラフィーにはこの2曲も含まれているところをみると、オリジナルは、12曲収録だったのかも?)
軽快のな歌い口の中にも、アフロ系のシルベストレ・メンデスらしい、ジャイヴ感ファンキーさが聞いてとれます。
盤起こし?と思われますが、音質はまずまずで解像度よく仕上げています。紙スリーブ・ジャケに、レコードに模した黒色CDが封入されています。(サプライヤーインフォより)

1. Yiri-Yiri-Bom 2:47
2. Mi Bomba Sonó 2:28
3. México Lindo 2:15
4. Matilde Ven 2:45
5. Negra Sensual 2:42
6. Doroteo 2:11
7. David Ya No Quiso el Arpa 2:14
8. Tocineta 2:02
9. No Se Que 2:28
10. Pero Que Suegro 2:05
11. Que Te Pasó 2:20
12. Cuba Es Así 2:47

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