KOLLINGTON AYINLA & HIS FUJI ’78 ORGANIZATION / MESSAGE


何度聴いてもスゴイ!コリントンの代表作の一つですね、勢いありますねえ、とうとう1988年の名作『メッセージ』復刻CD化です!
1988年のコリントン・アインラと言えば、この『メッセージ』を皮切りに『クォリティ』『ブレッシング』と3作の名盤を放った第二の絶頂期を迎えていました。第一の絶頂は>こちら『オーステリティー・メジャー(スウィート・シックスティーン)』をリリースした頃と言えるでしょうか?この第一の絶頂期と第二の絶頂期の間に何があったのか、と言えば、サラワ・アベニ姉さんとの婚前交渉&結婚&離婚があったわけで、この88年、姉さんとの離婚後、さぞかしスッキリして創作に没頭していたのでしょう(って、しょーもないことを書いてしまった)。でも、アベニ姉さんとの蜜月中にも、82年からたったの5年間で30枚ものアルバムをリリースしていましたから、そんな、 量産体制の中で熟練を極め、この年に入って、ぐっとペースを落とし、内容勝負の3枚をリリースした、ということになるんでしょうか?(と、勝手な解釈ばかりですが、にしても多作ですが、フジは一発録り生音勝負音楽ですから、じゃ、来月も録るからヨロシク、みたいなノリですよね、きっと)…ま、それはそれとして、この88年、コリントンは35歳、未だ若き勢いもあり、そこに熟練も加え、この人ならではの、無敵の FUJI 3連作を決めてくれたわけですね。
78年、若さで突っ走った傑作『オーステリティー・メジャー(スウィート・シックスティーン)』に較べても、余裕のある疾走感とでもいいますか? その疾走感の中にも、どこか “引き” の美学を感じさせるところ、聞き手の方にも余裕を与えてくれる歌い口がコリントンの魅力? その “引き” の美学こそ、ライヴァルだった慟哭系FUJIのシキル、あるいは、当時、成長著しく追い上げていた野獣派のワシウとも一味違うコリントン流儀、ということにもなるでしょう。その辺、じっくり楽しんで欲しいところ。

Alhaji Kollington Ayinla & His African Fuji 78 Organization
Message (LP; Kollington KRLPS 024)
[A] Mo Njade Lo Loni / Eni Soro Mi Nire / Aiye Ti Mo Ayinla Lolorin / Tunde Fahm / Esin Iwaju Ojoun / Serekode Adugbo
[B[ Olorun Dakun Ma Pota Mi / Mi O Rolowo Rolese / Lilase Ma Taiye Lorun / Willy Adedeji (Babulukudi) / Victor Olaleye (Olamedico) / Kunle Makinde (Safari Director) / Kolawole O Kuo

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