ANNA TEKO / KAFU KAFU


ベナン(ベニン)の若手女性SSW(1986年ロコッサ生まれ)、4歳の頃からゴスペルを歌っていたそうです。首都コトヌーにおいて1998年にレコード・デビュー。ズーク・スタイルで売り出したSSWとして、人気を得たそうですが、本作でもそこかしこに、ズークにつながる音やビートは散見できます。が、トーキング・ドラムが打ち鳴らされたり、基本生音バンドだったり、ズークっぽいとは言い切れないものがあります(そこにベナンの音楽性を聞くこともできるのかも知れませんが…、ま、よくわかりませんね)。歌う言葉はフランス語、もしくはヨルバ語〜ナイジェリアと地続き、ヨルバ人も住まうベナンですから、たぶんこのアンナ・テコもヨルバ系なんでしょうね。2002年にはロクア・カンザとともにユネスコの支援にてライヴを行っているそう。
そうしたことはともかく、このアルバムで(何作目かはわからず)聞けるその歌い口、ズークともヨルバ系歌謡とも違って、節々に薄くヴィブラートがかかっていて、例えばベナンの代表的女性歌手、アンジェリック・キジョとも全然違う。で、これはいったい何だろう?とよくよく聴いてみると、ああ、そうだコレはロキア・トラオレの歌い方かも?と思った次第。そうか、そうか…、だからアンナ・テコの facebook にはロキア・トラオレの写真が貼ってあって、憧れています、みたいなことが書いてあった訳だなと思い当たりもして、確かに、そういう方向性かも知れませんね。

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