FUNK COMO LE GUSTA / A NAVE-MAE SEGUE VIAGEM

FUNK-COMO-LE-GUSTA98年の結成でビヂや、先日のブラジル・フェスで再来日を果たしたパウラ・リマ、そしてジャズ方面に進んだブルーベルらを輩出しているサンパウロの大所帯バンドが、ファンキ・コモ・ル・グスタ。元々はサンバ・ホッキ/サンバランソ・スタイルを基盤に、ブラック・ミュージック色濃いファンクを追求するというコンセプトで、5年に一度程度のゆったりしたペースで新作の発表を行ってまいりましたが、4枚目となる新作はタイトなファンク・ビートと扇情的なホーン・アンサンブルによるインストと、ユニゾン・シンガロングの複数ヴォーカルやラップが際立つ歌モノが半々。メンバーも宇宙研究所職員に扮し、2016年型のコズミックでアーバンなグルーヴを感じさせる楽曲が揃っています。
伝説の変態バンド、カルナッキでの活動を経てきたクキ・ストラルスキ(drs, ゼカ・バレイロ、セウ1stやD.メルクリでも叩いています)やウーゴ・ホリ(ts)、チキーニョ(tb)と、チタンスのサポートなども務めたブルース/ロック出身のエメルソン・ヴィラーニ(eg)、同じくサンパウロで70’s ヴィンテージのサンバランソを追求するクルビ・ド・バランソにも籍を置く、ヘジナルド16(tp)など、音楽シーンの前線で活躍する猛者たちによるグループですから、当然演奏に妥協する点は一切介在せず、これでもかと切れ味鋭いスペクタクルが繰り広げられます。特に今回、ジャジーなエメルソンのegが醸し出す、アーバンで大人向けなソウル・ミュージックのエッセンス、そして宇宙と交信しているかのようなエロン・グアルニエリ(key) のシンセ・トーンに魅了されることでしょう。(サプライヤーインフォより)

*いいですねえ!アフロビートとかヴギビートとか、余計なものがなければないほど好きですが、この作、久々のブラジリアン・フュージョンFUNK直球勝負!こーゆーのもうなかなかありませんよー!

go top