ABTEW KEBEDE / GERERSA

Abitew-Kebedeエチオピア人口の4割を占めるオロモ人の男性歌手ギター弾き語りを中心とした演奏。う〜ん、なんというカントリーサイドPOPミュージックであることか..、見事な2003年作です(21世紀の録音とは思えません?)!アムハラと並ぶ多数派でありながら、基本的にエチオピア正教徒が支配層を占める中、ムスリムであるオロモ人が不満を持たないわけがないとしても、それでも(ソマリアの “アルシャバーブ” のトバッチリを受けることはあっても)オロモ・ピープルによるテロという話しを聞いたことがないのは(寡聞なだけかも)、オロモ人の心性というものを語っているのかも知れません。と、もうお気づきかも知れませんが、このアベティウ・ケベデの音楽性とオロモ人のメンタリティーというものを結びつけようというコジツケ…。

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