V.A. / 昭和カタコト歌謡 <女声編> & 昭和カタコト歌謡 <男声編>

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★当店で普段は在庫しない国内メジャーレコード会社の商品がナゼ入荷しているのかと言えば、そりゃー当店の常連さんでもあり、何かとお世話になっている元 “静岡ロックンロール組合” かつ、今となっては幻の夜明け前FM充実音楽番組 “MORNIN’ BLUES” DJかつ、錦糸町河内音頭主催 “イヤコラセ東京” の鷲巣功センパイが企画監修選曲解説したCD2点だからですね、そりゃーオススメしないわけにはいかないでしょう。

で、レーベルの枠を越えて編まれた、外国人歌手が日本のレコード会社に吹き込んだ昭和歌謡の数々、こーしてまとめて聴いてみると、誰かがやらなければいけなかった仕事であることは確かで(それを鷲巣センパイがやってくれたのは、音楽ファンにとって僥倖というもの)、あたりまえに日本語的環境のなかで安穏としている我々にとって、外国人歌手がカタコトの日本語で歌っている意味というものを考えてみると、コマーシャリズムと歌謡音楽の関係における越境性というものに思い当たり(大袈裟か)、ワールドミュージックファンとしてはコレはいかにも面白いわけですね…。逆に、カタコト外国人歌謡があまり見当たらない平成歌謡に対して、 “昭和歌謡” とは何ものであったのか、何となく腑に落ちたよーな気がする、ということになるかも知れません(なことはない?)。
ま、そーゆーテキトーなお話しはともかくとして、バートン・クレイ “酒が飲みたい” 以下、大名曲アダモの “雪が降る”、ヘドバ&ダビデ “ナオミの夢”、カテリーナ・ヴァレンテ “恋のヴァカンス” からカーン・リーの “雨に消えたあなた”、ジョニー・ティロットソン “涙くんさよなら”、ヴィッキー “待ちくたびれた日曜日”、そしてアグネス・ラム “雨あがりのダウンタウン” まで、個人的に人生の中の点景となっているこーした歌の数々、コレは理屈抜きに意表を突かれた懐かしさ、そして面白さであること、間違いはないと思います。ハイ、

<女声編>
01.白い色は恋人の色/ベッツイ&クリス
02.夢みるシャンソン人形/フランス・ギャル
03.夜霧よ今夜もありがとう/サンドラ・アレキサンドラ
04.エマニエル夫人/アンヌ・アンデルセン
05.雨あがりのダウンタウン/アグネス・ラム
06.ポスター/マーガレット・アン
07.ブルーの雨/ローラ・ボー
08.オー・シャンゼリゼ/ダニエル・ビダル
09.恋は不思議ね/エル&ギムギン
10.天使のいたずら/エミー・ジャクソン
11.エトランゼ・ロマネスク/ジューン・フランシス
12.バラ色の桜んぼの木と白い林檎の木/イヴェット・ジロー (モノラル録音)
13.テクニカラー・クイーン/ジョニー・デイビス
14.ウナ・セラ・ディ東京/ミルバ
15.愛のメッセージ/テレサ
16.いいじゃないの幸せならば/サンドラ・アレキサンドラ
17.雨に消えたあなた/カーン・リー
18.待ちくたびれた日曜日/ヴィッキー
19.恋のバカンス/カテリーナ・ヴァレンテ
20.ヴァケイション/コニー・フランシス (モノラル録音)

<男声編>
01.涙くんさよなら/ジョニー・ティロットソン
02.ラ・ラ・ソング/ブルース・バウアー
03.シティ・コネクション/エマニエル
04.夜の柳ヶ瀬/カサノヴァ7(セッテ)
05.酒がのみたい/バートン・クレーン (モノラル録音)
06.ブルースのメニュー/ブルース・バウアー
07.イエス・ノー・イエス/ザ・クラックナッツ
08.ジンギスカン PART Ⅰ/ザ・モンゴルズ
09.真夜中のボサ・ノバ/ヒデとロザンナ
10.傷あと/ジャンニ・ナザーロ
11.いつの日か/第25連隊
12.異邦人ブルース/カサノヴァ7(セッテ)
13.お市流れ旅/マリオ・ランディ
14.雪ちゃんは魔物だ/バートン・クレーン (モノラル録音)
15.かわいそうな娘/ヘンリー
16.素晴らしい愛の世界/デ・スーナーズ
17.ナオミの夢/ヘドバとダビデ
18.太陽のふたり/ロニーとエレン
19.雪が降る/アダモ
20.わかっているよ/エンリコ・マシアス

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