PANCHO AMAT / HERENCIAS


☆パンチョ・アマート / エレンシアス
キューバのソンの神髄を伝統的な編成で聞かせ続け、かつ革新もおこなってきた奇才パンチョ・アマート。様々なアプローチでソンとそのルーツや周辺の音楽までもを紹介した充実のアルバムです。●1992年のキューバ音楽レビュー・ショー『ノーチェ・トロピカーナ』への参加のため初来日。その後、数度の単独来日で日本のキューバ音楽ファンには、お馴染みのパンチョ・アマート。●また、古くからのキューバ音楽ファンには、ソンの再生者アダルベルト・アルバレスのグループ、イ・ス・ソン全盛期にそのサウンド・プロダクションを支えたミュージシャンとしても有名です。●とにかくその長い音楽歴の中で、ソンの最重要楽器トレス(キューバに特有の複弦3コースのギター)を操りながら、ソンの神髄をトラディショナな編成で聞かせ続け、かつソンのモダーン化にも挑戦し続けてきた、キューバ音楽のまさに「奇才」という言葉がピッタリなミュージシャンです。●本作は、そんなパンチョ・アマートの最新作です。ここのところ、息子でジャズ系ピアニスト、ダニエル・アマートとのキューバン・ジャズよりの作品やベネズエラの国民楽器クアトロ(4弦楽器)奏者アンヘル・マルティーネスとの共演作など、新たな挑戦をした企画作を発表していましたが、本作は、彼本来のフィールドである“ソン”を見つめ直した作品ということが出来ます。●ただ、どこにでもある一般的なアプローチでソンを聞かせるのではなく、パンチョ・アマートにしか出来ないようなアイデアがいろいろなところに詰まっています。1曲目からソンのルーツのひとつと言われるスタイル “チェングイ” のリズムから始まり、やはりソンより古いスタイルの“トローバ”を古風なストリングス・アンサンブルを配して聞かせたり、“プント-アバネーラ”と記された曲では、伝統的な2重唱の歌を中心に、いにしえのキューバの響きを再現、また“ソン・バップ”では、バップ的に特徴的なコード進行でイントロを聞かせたりと、曲毎に明確なコンセプトを持った曲が並びます。そして、ほとんどの曲がパンチョ・アマートによる自作というわけで、まさに奇才によるアルバムというわけです。●また、全体としては普通のソンと比べると歌の比重が少なめでインストゥルメンタル・アンサンブルとして聞かせる部分が多いようですが、パンチョ・アマートの「よく歌う」トレスが補ってあまりある存在感を示しています。また、トレスと並ぶキューバを代表する弦楽器ラウーの第一人者バルバリート・トーレスが、1曲ゲスト参加しています。●キューバ音楽ファンは勿論、ラテン・トラディショナル・ファン、ギター音楽ファンにも大注目していただきたいアルバムです。(メーカーインフォより)

1. – Cocoito y lucumi (Rumba-Changui)
2. – Por la calle heredia (Trova-Son)
3. – Monte adentro y monte afuera (Son-Bop)
4. – El carreton de quiqui (Son)
5. – Rosas de elegia (Trova)
6. – Entre punto y habanera (Punto-Habanera)
7. – Homenaje a Arsenio (Guaguanco Son)
8. – Una vasca en Camaguey (Latin Jazz)
9. – Un bolero para catina (Bolero Son)
10. – Tresero de manigua (Son Montuno)

Francisco “Pancho Amat”, tres, segunda voz y coros
José Francisco Amat Rodríguez: bajo
Dayron Ortega: Guitarra y coros
Bernardo Bolaño: percusión
Francisco Padrón: Trompeta, coros
William Borrego: maracas, güiro y coro. Voz solista en los temas: 1, 3,7 y 8

Invitados
Barbarito Torres; Laúd en tema 8
Mayelín Pérez: Voz prima y segunda en tema 5
Irving Frontela: Sección de cuerdas
Augusto Enríquez: Voz en tema 10

▽参考

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