A.DELGERMAA / SATSAL


DNMJ-0001モンゴル国立馬頭琴交響楽団、女性馬頭琴奏者デルゲルマーのソロ・アルバム。
古来モンゴルに伝わる民謡・伝承曲から近現代モンゴル人作曲家までを網羅。

●モンゴル国において三人目の女性プロ馬頭琴奏者、アルタンゲレル・デルゲルマーが、2014年にモンゴルの首都ウランバートルで録音したアルバムが本作です。
●モンゴル西部に伝わる民族楽器イケル(馬頭琴のもとになったといわれる楽器)、革張りの共鳴箱をもった古典的馬頭琴、構造も音色もバイオリン属に似ている現代の馬頭琴。デルゲルマーはこのCDで、オルティンドー(長い歌、ともいわれるモンゴルの伝統的な歌の形式、2005年にユネスコの無形文化遺産に指定)、ギボンドー(短い歌、オルティンドーと並ぶモンゴルの伝統的歌の形式)、様々な伝承曲といったいにしえから伝えられてきた歌から、現代のモンゴル国を代表する作曲家による馬頭琴協奏曲(馬頭琴オーケストラとの共演)といった創作曲まで、モンゴルの歌の世界をこの馬頭琴系の三種の楽器を使い分けながら、様々な表情を見せながら聞かせてくれています。
●モンゴル人たちと同じモンゴロイド系である日本人にとっては、このもの悲しい哀愁を帯びた馬頭琴の音色と楽曲は、どこか懐かしく琴線に触れるものです。実際、オルティンドーなどは、日本の“追分”や“馬子唄”のルーツともいわれています。アルタンゲレル・デルゲルマーの演奏は、そんな日本人のルーツをも感じさせてくれる歌心の詰まったものです。
●ちなみに、アルバム・タイトルの「サツァル」とはモンゴル語で供物を意味する言葉です。(メーカー資料から9

曲目表:
1. この世を照らす太陽 – オルティンドー(皮の馬頭琴)
2. ジョノン – 伝承曲(皮の馬頭琴)
3. 西モンゴルの民謡 – 伝承曲(イケル)
4. 牛の鳴き声~エーブ川 – 伝承曲(イケル)
5. スンジデマー – 民謡(馬頭琴)
6. 四季/トフシンサイハン編曲 – オルティンドー、短い歌(馬頭琴、ビブラフォン)
7. 伝承曲の連奏/J.メンドアマル(イケル、馬頭琴、オーケストラ)
8. 高い山ヘンテイにて/B.ダムディンスレン(馬頭琴、オーケストラ)
9. 心のゴビ/N.ジャンツァンノロブ(馬頭琴、オーケストラ)
10. 馬頭琴協奏曲/B.シャラブ(馬頭琴、オーケストラ)

メンバー:
<プロフィール>
アルタンゲレル・デルゲルマー(馬頭琴)
男性の馬頭琴奏者が一般的なモンゴル国において三人目の女性プロ奏者。1984年モンゴル国オブス県ウラーンゴム市生まれ。楽器を作っていた祖父の影響を受け、琴と馬頭琴を始める。ザヴハン県音楽舞踊学校、ウランバートル音楽舞踊芸術大学卒。T.バトチュルーンに師事。2005年からモンゴル国立馬頭琴交響楽団に所属し、世界各国で演奏。2010年韓国に留学。6ヶ月間のCPIプログラムに参加。韓国民族楽器を受講。
2011年ジャミヤン馬頭琴コンテスト受賞。2012年ムルドルジ記念モンゴル民族音楽コンクール入賞。これまでにモンゴル国立馬頭琴交響楽団メンバーとして5回来日。2013年7月、新潟県各地でソロ・コンサートを実施。

モンゴル国立馬頭琴交響楽団ーMorin huuriin chuulga
指揮 トフシンサイハン
1992年にモンゴル政府により設立された馬頭琴を中心としたオーケストラ。政府主催の式典やコンサートの演奏のみならず、N.ジャンツァンノロブを中心としたモンゴル作曲家の初演、録音、映画、ドラマなどの音楽でも幅広く活躍。 毎年世界各国で演奏活動を行っている。ウィーン楽友協会大ホール、カーネギーホール、日本ではサントリーホール、東京芸術劇場、オーチャードホール、ザ・シンフォニーホール、アクロスシンフォニーホール等、全国各地で演奏。同楽団の活動も寄与し2003年、馬頭琴はユネスコ世界無形文化遺産に登録された。楽団の編成は馬頭琴16、チェロ2、大琴2、ピアノ、洋琴2、フルート2、角笛2、ヤタガ4、打楽器2

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